2018年11月25日日曜日

No.0122 Queen/JEWELS【Sax:なし】

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サックスなし
全16曲
オススメ度 ★★★★(4/5)




今話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を、昨日極上音響上映で観てきました。
映画を観て泣いたのは久しぶりでした。


この映画は、クイーンのリードボーカルだったフレディ・マーキュリーを中心に、バンド結成から、1985年7月13日の「Live Aid」での20分間のライブまでを描いた映画です。

劇中の歌唱シーンの一部はフレディ・マーキュリーを演じている俳優ラミ・マレックによるものらしいですが、多くはクイーンのマスターテープからのボーカル・ステムの挿入か、クイーン・エクストラヴァガンザ・ライブツアーのオーディションの優勝者であるマーク・マーテルによる再録音源を使用したものらしいですね。
何より、クイーンのメンバーであるブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラムス)の2名が音楽プロデューサーをしているということで、いろんな意味で信頼できます。

あと、昨日はフレディ・マーキュリーの命日でした。
そうとは知らずに観に行きましたが、あとでそのことを知り、少し感慨深かったです。

このアルバムはそんなクイーンのベスト盤です。

クイーンの代表曲がこれでもかと収録されており、映画の予習にも復習にも大いに活用できます。

残念ながらサックスは入っていませんが、いい曲ばかりなので聴いて損はないです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」はもう一度映画館に観に行こうと思います。
(やはり、映画館でないと得られない体験がありますしね)



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2018年11月18日日曜日

No.0121 Dave Grusin/Homage to Duke【Sax:Tom Scott,Pete Christlieb】

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M01 TS:Pete Christlieb
M02 TS:Pete Christlieb
M05 TS:Tom Scott
M07 TS:Tom Scott
M08 TS:Tom Scott
全11曲
オススメ度 ★★★★(4/5)




デイブ・グルーシンといえば、GRPレコード創設者の一人で社長を務めていた人。
彼のピアノはメロディがとても綺麗で昔から大好きなんですが、今まで一度も生では聴いたことがなく、今日「かわさきジャズ2018」で初めて聴くことができるのでとても楽しみだったりします。
(リー・リトナーが体調不良で来日できなくなったのはすごく残念ですが。。。)

このアルバムは、そんなデイブ・グルーシンがデューク・エリントンに捧げたアルバムです。GRPにゆかりのある素晴らしいミュージシャンとエリントンの名曲を演奏しています。

サックスで参加しているはピート・クリストリーブとトム・スコット。
2人ともテナーサックスでの参加で、M01のピート・クリストリーブのソロと、M05のトム・スコットのソロはぜひ聴いてみて欲しいです。

M10の「Sophisticated Lady」はピアノソロで、うっとりと聴き惚れてしまうほど美しいです。

No.0025 Dave Grusin presents GRP ALL-STAR BIG BAND/LIVE!」と共に、お気に入りの一枚です。



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2018年11月11日日曜日

No.0120 Tony Bennett/Duets II【Sax:Andy Snitzer,Lawrence Fledman,他】

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M01 AS:Lawrence Fledman,Dave Mann,TS:Andy Snitzer,Mark Phaneuf,BS:Ron Janelli
M02,M04,M08,M12 AS:Lawrence Fledman,Lau Marini,TS:Dave Mann,Charlie Pillow,BS:Roger Rosenberg
全17曲
オススメ度 ★★★★(4/5)



トニー・ベネットは1926年8月3日生まれの92歳。言わずと知れた、”現役”歌手です。
5年前の2013年の東京JAZZにも出演して話題となったりしていましたね。

2006年に、生誕80年を記念して制作された『Duets:アメリカン・クラシック』が好評で、それを受け、2011年に制作されたのがこの『Duets II』です。

アルバムタイトルの通り、トニー・ベネットとデュエットをしているのは下記のようなそうそうたるメンバー。

Lady Gaga(レディー・ガガ)
John Mayer(ジョン・メイヤー)
Amy Winehouse(エイミー・ワインハウス)
Michael Bublé(マイケル・ブーブレ)
k.d. lang(k.d.ラング)
Aretha Franklin(アレサ・フランクリン)
Sheryl Crow(シェリル・クロウ)
Willie Nelson(ウィリー・ネルソン)
Queen Latifah(クィーン・ラティファ)
Norah Jones(ノーラ・ジョーンズ)
Josh Groban(ジョシュ・グローバン)
Natalie Cole(ナタリー・コール)
Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)
Faith Hill(フェイス・ヒル)
Alejandro Sanz(アレハンドロ・サンス)
Carrie Underwood(キャリーアンダーウッド)
Mariah Carey(マライア・キャリー)

エイミー・ワインハウスの最期のレコーディングが含まれていることでも話題となりました。

歳を取るとリズム感はどうしても衰えるはずなのに、トニー・ベネットのリズム感の良さはどういうことなんだろう??とこのアルバムを聴いたり、彼の映像を観たりするたびに感じます。本当に凄いし、尊敬しかありません。

このアルバムで改めて感じたのは、レディー・ガガの歌の上手さ。
いとも簡単にのびやかで艶のある歌を歌い、PVではトニー・ベネットもガガと一緒に歌うのが本当に楽しそうで、それが嘘ではないように、このアルバムの1曲目にガガとのデュエット曲を持ってきています。
ガガに関してはいろんな評価がありますが、歌は本当に上手いと思う。

サックスに関しては、M01にアンディ・スニッツァーが参加しており、軽快なテナーソロを吹いているのもおそらく彼でしょう。

収録されている曲がジャズのスタンダード曲が多いこともあり、ビッグバンドの演奏も数曲あります。





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2018年11月4日日曜日

No.0119 George Michael/OLDER【Sax:Andy Hamilton,Chris Davis,Phil Smith】

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M02 TS:Andy Hamilton
M04 Sax:Chris Davis,Phil Smith
(いろいろ調べてみると、Chris Davis氏はTSが多いようなので、Phil Smith氏がASの可能性が高い気がします)
全11曲
オススメ度 ★★★★(4/5)


ワムの頃からの流れで、ジョージ・マイケルと言えばちょっとポップなイメージを持ってる人も多いかと思いますが、このアルバムは表紙からもわかるように、大人なムード満載の渋いアルバムとなっています。

そのせいもあってか、最初はちょっとビックリするかもしれませんが、とにかく格好いいです。
聴けば聴くほど味が出る、スルメみたいなアルバムともいえるかもしれません(笑)

2曲にサックスが入っています。
M02のAndy Hamilton氏は、WiKiもありますし、結構有名なテナーサックス奏者みたいですね。M02では抑え目で、少しエロティックなサックスを聴くことができます。

M04はアルトっぽい音は聞こえますが、2本サックスが入っているのか?と正直よくわからない感じです。

全部の楽器をジョージ・マイケルが演奏している曲が数曲ありますが、彼も歌が上手いだけでなく、とても多才なんですね。
プリンスもそうですが、こういう天才はなんで早く亡くなってしまうのだろう。
(今日知ったロイ・ハーグローヴが49歳の若さで亡くなったというニュースにも、本当に驚きました)

ちなみに父親がギリシャ系キプロス人で、本名は全然違いますが、子供の頃から内気で、自分の中で作っていた架空のヒーローの名前が「ジョージ・マイケル」だったそうですね。




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