2020年2月23日日曜日

No.0187 Keith Jarrett/MY SONG【Sax:Jan Garbarek】

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M01 TS:Jan Garbarek
M02 SS:Jan Garbarek
M03 SS:Jan Garbarek
M04 TS:Jan Garbarek
M05 SS:Jan Garbarek
M06 TS:Jan Garbarek
全6曲
オススメ度 ★★★(3/5)




キース・ジャレットにはあまり詳しくないですが、この「MY SONG」はキースを代表する作品であること、もともとのキースのイメージとは少し違っていて、美しいバラードが主体で、キースにしては聴きやすいアルバムであることは有名です。

有名なのはやはりタイトル曲のM02の「MY SONG」かもしれませんが、M04の「COUNTRY」もとても美しい曲で好きです。

個人的には、ヤン・ガルバレクが参加しているから購入しました。
彼のサックスは生でも聴いたことがありますが、他のどのプレイヤーとも違い、ソプラノとテナーと音の区別がつきにくいくらい倍音がとても多い音色で、いつもどうしたらあんな音が出せるんだろうと思ってしまいます。

M01~M06までソプラノ(SS)かテナー(TS)かを書いていますが、低音域で判断しています。(おそらく合っているはず)




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2020年2月16日日曜日

No.0186 Kirk Whalum/CACHE【Sax:Kirk Whalum,Gerald Albright,他】

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M01 AS:Andy Snitzer,TS:Kirk Whalum,BS:Roger Resenberg 
M02 TS:Kirk Whalum
M03 TS:Kirk Whalum
M04 TS:Kirk Whalum
M05 AS:Gerald Albright,Gary Bias,TS:Kirk Whalum,Darry Richards,BS:Ernie Fields
M06 TS:Kirk Whalum
M07 AS:Andy Snitzer,TS:Kirk Whalum,BS:Roger Resenberg
M08 AS:Gary Bias,TS:Kirk Whalum,Darry Richards,BS:Ernie Fields
M09 TS:Kirk Whalum
M10 TS:Kirk Whalum
全10曲
オススメ度 ★★★★★(5/5


1993年に発売されたカーク・ウェイラム4枚目のアルバムで、ビルボードのチャートで下記を達成しています。

●ビルボード・コンテンポラリー・ジャズ・アルバムのチャート:No.1
●ビルボード・ジャズ・アルバムのチャート:No.39


このアルバムでまず一番にオススメしたいのは、M10の「Over The Rainbow」。
ピアノとのデュオの演奏ですが、最初の41秒はカーク・ウェイラムのテナーのみで、彼の独特なテナーの音色、音の柔らかさなどを堪能できます。
シンプルなアレンジも素晴らしく、数ある「Over The Rainbow」の演奏の中でも一番だと思っています。
2分21秒くらいのフラジオはいつ聴いても泣けます。


M04の「FRAGILE」はStingの名曲です。
残念ながらインストではなく、Brenda Russellのヴォーカルをフィーチャーしていますが、間奏部分のカーク・ウェイラムのソロや、バックで吹いているリフなどが素晴らしいです。


M05に参加しているプレイヤーのうち、ジェラルド・アルブライトは「Featured Solo」となっていますが、実際にはカーク・ウェイラムとのデュエットのような感じになっており、かなりアルブライトのアルトを楽しめますので、アルブライトファンは必聴です。


M03やM09、M10のようにジャケットに「Tenor Saxophone」と書いてあるのに対し、M02、M04、M06は「Saxophone」と書いてあり、ソプラノサックスも使っているのかもしれませんが、基本的にテナーサックスがメインです。


ちなみに、セッティングに関してもジャケットに下記の記載があります。
テナーのマウスピースは、ガーデラのStudioモデルだったはずです。ちなみにシルバープレートですね。
あと、テナーのリガチャーはウインスローを使っているのもジャケットの写真からわかります。

Tenor Saxophone : KEIKWERTH
Tenor mouthpiece : GUARDALA
Reeds : GUARDALA #4

Soprano Saxophone : YAMAHA
Soprano mouthpiece : DUKOFF






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2020年2月9日日曜日

No.0185 Mark Ronson/UPTOWN SPECIAL.【Sax:Timothy Kinzy McFatter,Neal Sugarman,Dwayne Dugger,他】

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M03 TS:Timothy Kinzy McFatter,BS:Daniel Oestreicher
M04 TS:Neal Sugarman,Dwayne Dugger,BS:Ian Hendrickson-Smith
M05 TS:Timothy Kinzy McFatter,BS:Daniel Oestreicher
全11曲
オススメ度 ★★★★(4/5)


ブルーノ・マーズをフィーチャーした「Uptown Funk」が収録されていることで有名なアルバムです。
一番最初に「Uptown Funk」のミュージックビデオを観た時、ジェームス・ブラウンのパクリっぽくて好きになれないなと思いましたが、耳にする回数が増えるにつれ、洗脳されてしまったのか(笑)、やはり売れているからには訳があるんだろうってことで、ついにはアルバムを買ってしまうまでに変わりました。

ホーンアレンジもシンプルで格好いいですが、YouTubeでOfficial Videoを観るとTp、Ts、Tbの3管ですが、アルバムに収録されているバージョンでは、Tp×3、Ts×2、Bs、Tb×2のなんと8管編成だったりします。
短くて速いパッセージがあったりしますが、8管もいるようにはとても思えないくらい完璧に合っていてスゴいです。

このアルバムを買った当初はM04の「Uptown Funk」ばかり聴いていましたが、他の曲も完成度が高い曲ばかりです。
M01のハーモニカはステービー・ワンダーっぽいなぁ、と思っていたら、本当にステービー・ワンダーでした(笑)
M03には「Uptown Funk」よりももっとJB(ジェームス・ブラウン)っぽい曲も収録されています。
Keynone StarrをフィチャーしたM05も、ちょっと80年代風なアレンジですが、結構好きだったりします。

ちなみにマーク・ロンソンは、ジョン・レノンの息子であるショーン・レノンとは13歳の時からの親友なんですね。





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2020年2月2日日曜日

No.0184 槇原敬之/君は僕の宝物【Sax:Jake H. Concepcion】

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M02 AS:Jake H. Concepcion
M08 AS:Jake H. Concepcion
全12曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)


冬になるとマッキーを聴きたくなる、これは多くの人も同じだろうと思います。
その証拠に、先日あるラジオをRadikoで聴いていたら、
「槇原敬之さんが出したカバーアルバムの中に夏の曲があるけど、槇原敬之さんが歌うと冬の曲っぽくなる」
という人がいて、確かにそうだよなー、と思いました。

マッキーは大学生の頃に一番はまっていて、このアルバムはその中でも一番好き。
M09の「遠く遠く」、M10の「冬がはじまるよ」、M11の「君は僕の宝物」
と名曲揃いです。

マッキーの作品に参加しているサックスプレイヤーといえば、ジェイク・H・コンセプションさんがパッと思いつきますが、このアルバムでもM02とM08でジェイクさんのアルトサックスソロを聴くことができます。

アルバムの最後(M12)に、「君は僕の宝物」のインストゥルメンタルバージョンが収録されています。
小倉博和さんと佐橋佳幸さんのギター2本のみの演奏ですが、心に沁みます。。。





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