2017年12月31日日曜日

No.0075 加古隆/静かな時間【Saxなし】

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サックスなし
全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)

今年最後のCDレビューは、大晦日ということもありますし、年を越す準備を終え、”静かな時間”を持つ時にちょうどいいアルバムということで、加古隆さんの「静かな時間」を選びました。

このアルバムは、ゲストに二胡、バンドネオン、チェロを迎え、それぞれとのデュオの曲、M06のみゲスト全員との演奏、そして加古隆さんのピアノソロの曲を楽しむことができます。
ピアノとチェロやバンドネオンが合うのは容易に想像できますが、ピアノと二胡も合うんですね。

個人的にはM04の「美しき日々」の涙が出そうになるほどの美しさに聴き惚れてしまいます。
加古隆さんはコンサートでもほぼ話をされることはないですが、加古隆さんのピアノは非常に多くの言葉を伝えてくれる気が、聴くたびにします。

久しぶりに加古隆さんのピアノを生で聴きたくなりました。
来年はチャンスがあれば行きたいと思います。

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2017年12月24日日曜日

No.0074 yellowjackets/peace round【Sax:Bob Mintzer】

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M01 TS:Bob Mintzer
M02-03 SS:Bob Mintzer
M04-06 TS:Bob Mintzer
M07 SS:Bob Mintzer
M08-09 TS:Bob Mintzer
M10 SS:Bob Mintzer
全10曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

先週までの3回に続き、今回までクリスマスアルバムを紹介します。

ジャズ・フュージョン系のバンド、イエロージャケッツ(Yellowjackets)が2003年に出したクリスマスアルバムです。
イエロージャケッツはすっかりボブ・ミンツァーのバンドとか思ってる人もいるかもですが、オリジナルメンバーはキーボードのラッセル・フェランテのみで、ボブ・ミンツァーも途中参加だったりします。
今ではボブ・ミンツァーのいないイエロージャケッツは考えられないってくらい重要なメンバーとなっていますが。

この頃のボブ・ミンツァーはまだフレディ・グレゴリーのMarkⅡ 7★番のマウスピースを使っていたはずですが、本当にテナーサックスの音色が素晴らしく、特にM04の「Have Yourself a Merry Little Christmas」のテナーの音には聴き惚れてしまいます。

先週までの3回で紹介したクリスマスアルバムよりも大人なムードな演奏が多く、ワインでも飲みながら聴くのに合いそうな気がします。(楽しいだけのクリスマスソングという感じではなかったりします)
そういう場面に合うクリスマスアルバムを探してる方には特にオススメです。

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2017年12月17日日曜日

No.0073 Boney James/Boney's Funky Chirstmas【Sax:Boney James】

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M01-M03 TS:Boney James
M04 AS:Boney James
M05 TS:Boney James
M06 SS:Boney James
M07-M09 TS:Boney James
全9曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

先週、先々週に引き続きクリスマスアルバムを紹介します。

アメリカのスムースジャズ系のサックス奏者、ボニー・ジェイムスが出したクリスマスアルバムです。
タイトルに”Funky”と入っており、M02の「This Christmas」とかは確かにファンキーですが、ボニー・ジェイムスらしいメロウな感じの曲も多いし、全体を通してFunkyというわけではないです。

特にオススメなのはM06の「Breath Of Heaven(Mary's Song)」。
クリスマスの時期に一番オススメの曲は?と聞かれたら、必ずこの演奏をオススメします。
ボニー・ジェイムスのソプラノサックスの音色が素晴らしく、聖夜にしんしんと雪が降る風景が目に浮かぶようで、本当に美しいです。
ぜひ聴いてみて欲しいです。

このアルバムは1996年発売なので、ボニー・ジェイムスのセッティングは下記のような感じのはずです。
(当時ボニー・ジェイムスのが大好きで、いろいろ調べまくってたので)

【テナーサックス】
本体:セルマー Mark6 GP(ゴールドプレート)
マウスピース:Dave Guardala(デイブ・ガーデラ) King R&B GP
リガチャー:ウインスロー(黒)
リード:Vandoren V16  3 1/2番

【アルトサックス】
本体:セルマー Mark6 SP(シルバープレート)
マウスピース:Beechler 8★番
リード:Vandoren V16  3 1/2番

【ソプラノサックス】
本体:Gold Plated Buescher
マウスピース:Phil Barone Vintage 6番
リード:Plasticover 3 1/2


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2017年12月10日日曜日

No.0072 オムニバス/MERRY CHRISTMAS Present For You【Saxなし】

サックスなし
全18曲
オススメ度 ★★★(3/5)

先週に引き続きクリスマスアルバムを紹介します。

いつどこで買ったか覚えてないですが、写真のようにクリスマスの時期によく耳にする曲が18曲入っています。

この中でも特にこの時期に聴きたくなるのは、M04のナット・キング・コールの「ザ・クリスマスソング」。
あと、M15のコニー・フランシスの「ウインター・ワンダーランド」も好きです。

Amazonでも出てこないアルバムですが、ブックオフとかで安くたたき売られてることがあるかもしれませんし、もしどこかで見つけたらオススメです。

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2017年12月3日日曜日

No.0071 FUN HOUSE LADIES' VOCAL/MERRY CHRISTMAS TO YOU【Sax:篠田昌已】

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M07 AS(or TS):篠田昌已
全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)

もう12月。街はすっかりクリスマスムードってことで、クリスマスアルバムを紹介します。

少し古いですが、1989年にファンハウスに所属していた小林明子、永井真理子、麗美、辛島美登里の4名が参加して作られたクリスマスアルバムです。
それぞれがソロで歌った曲が2曲ずつと、4人で一緒に歌った曲が2曲、計10曲が収録されています。

辛島美登里さんの透き通るような声がクリスマスっぽくて好きですが、一番詳しく知らない麗美さんの曲が2曲とも好きだったりもします。

最後(M10)の”The Christmas Song”はナット・キング・コールの歌で有名なクリスマスの定番曲ですが、この女性ボーカル4人のみでのアカペラで、ハーモニーがとても綺麗でオススメです。

ちなみに、M07のみサックスが入っていますが、トランペットとトロンボーンとのホーンセクションの中だし、アルトかテナーか正直はっきりしません。すみません。


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2017年11月26日日曜日

No.0070 Eddie M./WARD STREET【Sax:Eddie M.】

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M01-02 AS/TS:Eddie M.
M03 SS:Eddie M.
M04-05 AS:Eddie M.
M06 SS/AS:Eddie M.
M07 AS/TS:Eddie M.
M08-09 AS:Eddie M.
M10 AS/TS:Eddie M.
M11 SS/AS/TS:Eddie M.
M12-13 AS/TS:Eddie M.
全13曲
オススメ度 ★★★★(4/5) 

先日あるファンクサックスセミナーに参加してきて、その中の参考フレーズに「エディー・M風」というのがいくつかあり、今週末はこのアルバムを久しぶりに何度も聴いていました。

エディー・Mは、プリンスのバンドにも参加していたことがあるサックス奏者です。

エディー・Mのアイドルはメイシオ・パーカーで、エディー・Mはメイシオ・パーカー本人とそっくりに吹けたりするそうで、重めのFunkyなプレイが魅力ですが、このアルバムは、レコード会社等の意向により、ケニーGちっくな曲を要求されたらしく、バラードっぽい曲のほうが多くなっちゃってたりします。
でももちろんそういう曲だけというわけではなく、M2の「I'M INTO YOU」とM10の「INNER CITY BLUES」なんかは彼らしい感じで格好いいです。

この頃の彼はサックスはアルトもソプラノもヤナギサワで、ソプラノはサックス本体もマウスピースもSP(シルバープレート)で、ブルーノート東京でのライブを観に行った時には、眩しいくらいに光り輝くシルバーのソプラノがすごく格好良かったのが印象的でした。

ただ、半年くらい前にCE Windsのマウスピースをアメリカから取り寄せたら、こんなポストカードが入ってたので、最近はCW WindsのDIAMOND SERIESのサックスを使ってるのかもしれません。
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2017年11月19日日曜日

No.0069 スピッツ/RECYCLE Greatest Hits of SPITZ【Sax:柳沼寛、高野正幹、森守、上野稔】

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M07 AS:柳沼寛、高野正幹、TS:森守、BS:上野稔
全13曲
オススメ度 ★★★(3/5)

今年7月にスピッツの3枚組(1枚目:1991-1997、2枚目:1997-2005、3枚目:2006-2017)のベスト盤が出ていますね。



もともと自分はベスト盤で複数枚のディスクがついているのは好きではないし、1998年の「楓」くらいまでが好きだったということもあり、このベスト盤で十分満足しています。

一番好きなのは「君が思い出になる前に」かな。スピッツが好きになったきっかけの曲でもあるし。

スピッツの曲には基本的にサックスは入っていませんが、M07の「チェリー」ではサックスが入っており、またJAKE H. CONCEPCIONさんがクラリネットで参加してたりもします。



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2017年11月12日日曜日

No.0068 モーツァルト/レクイエム ニ短調【Saxなし】

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M01-M14 サックスなし
全14曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

昨日の朝のツイッターでもつぶやきましたが、休日の朝からモーツァルトの「レクイエム」が聴きたくなり、このアルバムを引っ張り出してきて、この週末は何度も何度も聴いてました。ちょっと病んでるのかも。。。?(笑)

もともとモーツァルトが大好きというわけではないですが、この「レクイエム」はすごく好きです。
ヴェルディ、フォーレとともに「三大レクイエム」と言われたりしますが、「レクイエム」はモーツァルトのが一番好きです。

映画「アマデウス」で描かれていたように、作品が完成する前にモーツァルトは亡くなってしまい、弟子により補筆完成されたものです。

モーツァルトが何かにとりつかれていたのが伝わってくるような、独特な雰囲気があり、明るい感じのモーツァルトしか知らない人には特にオススメです。

ちなみに、このアルバムを選んだのは、重々しい感じを出せるのはやっぱりベルリンフィルだろうというのがまずあり、カラヤンなら間違いないだろうと思ったからです。

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2017年11月5日日曜日

No.0067 Stanley Turrentine/SUGAR【Sax:Stanley Turrentine】

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M01-M03 TS:Stanley Turrentine
全3曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

なんでこの表紙にしたんだろうといつも思いますが、スタンレー・タレンタインのアルバムの中でも人気があり、自分も好きなアルバムです。

3曲しか収録されていませんが、1曲目は10:00、2曲目は10:45、3曲目は14:20と、1曲ずつの長さが長いです。

ちなみに、フレディ・ハバード(Tp)、ジョージ・ベンソン(Gt)、ロン・カーター(B)など、すごいメンバーが参加しています。

個人的には3曲目の「IMPRESSIONS」のタレンタインのソロが好きだったりします。オルガンのバッキングも格好いいです。

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2017年10月29日日曜日

No.0066 Soundtrack/GOOD-BY HERO【Saxなし】

サックスなし
全9曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

1987年に日・米・伊合同で制作された映画「GOOD-BY HERO」のサウンドトラックです。
この映画は、F-1 GP(Formula 1 Grand Prix)の"死の瞬間"を多く含むドキュメンタリー映画です。

子供の頃からモータースポーツが大好きで、F-1は87年にフジテレビで放送が始まった時からずっと観ています。
1994年サンマリノGPでのアイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーが事故死しましたが、それから20年以上F-1では事故死は起きていません。
モータースポーツを好きな子供は増えて欲しいけど、そこは”死”と隣り合わせであることはちゃんと知っておいて欲しいし、そういう意味でこの映画は素晴らしい映画でした。



このサントラに入っている歌詞のある歌は全て矢沢永吉さんが歌っています。全て英語の歌詞ですが、歌だけでなく英語も上手くビックリさせられてしまいます。
インストの曲も、映画の性質上、明るく楽しい曲は少ないですが、フルートやチェロが奏でる美しいメロディーの曲などが収録されています。

Amazonではこのアルバムが見つけられなかったので、入手するのは困難かもですが、オークションなどで見つけたら聴いてみて欲しいアルバムです。

ちなみに、アルバムのジャケットの写真は伝説のドライバーの一人であるジル・ヴィルヌーヴ。
もとF-1ドライバーのジャック・ヴィルヌーヴのお父さんです。
カナダGPが開催されているモントリオールの「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」は、カナダ人である彼の名前をサーキット名に付けてたりしますね。

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2017年10月22日日曜日

No.0065 安室奈美恵/SWEER 19 BLUES【Sax:Michael Paulo】

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M06 AS:Michael Paulo
M12 AS:Michael Paulo
全19曲
オススメ度 ★★(2/5)

来年9月16日のデビュー25周年の記念日に引退することを、40歳の誕生日にサプライズで発表した安室奈美恵。
唯一持ってる彼女のアルバムを聴きなおしてみました。

M06の「Don't Wanna Cry」、M15の「You're My Sunshine」、M16の「Body Feel EXIT」、M18の「SWEET 19 BLUES」など、彼女の初期の代表曲が収録されています。
聴いてると、大学時代を思い出してしまいました(笑)

M06とM12ではマイケル・パウロがサックスで参加しています。M06の「Don't Wanna Cry」にはサックスが入っているイメージはなかったけど、アルバム用のアレンジで追加となったのかも?この曲のマイケル・パウロはかなり格好いいです。

ちなみに、シーラ・Eなんかも数曲参加してたりします。


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2017年10月15日日曜日

No.0064 extreme/the best of extreme【Saxなし】

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SAXなし
全13曲
オススメ度 ★★★(3/5)

タイトルの通り、extremeのベストアルバムです。

ジャンルは「ヘヴィメタル」だと思ってたけど、Wikiを見ると、「ハードロック」「ファンク・メタル」「グラム・メタル」とも書いてありますね。
「グラム・メタル」はちょっと違う気がするけど、「ファンク・メタル」ってのはそうかもとも思います。

昔から、ヘヴィメタルバンドが作ったバラードは名曲が多いと、そんなに詳しくないのに思い込みがあり、そのきっかけはやはり、extremeの「MORE THAN WORDS」かも。
このベストアルバムのM08に入っていますが、今聴いても本当にいい曲だなと思います。オススメ。

大学生くらいの時によく聴いてましたが、久しぶりに聴くと、昔思ってたよりすごくキャッチーなメロディーの曲が多くてなんか新鮮でした。

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