2020年10月4日日曜日

No.0218 Tower Of Power/IN THE SLOT【Sax:Lenny Picket,Emilio Castillo, Stephen Kupka】

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M01-M12 TS:Lenny Picket,Emilio Castillo, BS:Stephen Kupka
全12曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

先日、Tower Of Power(以下、T.O.P.)の創設メンバーであり、ベースを担当していたロッコの訃報のニュースがありましたね。
数年前から体調を崩していたりしていたので、心配していましたが、ついに来たか。。。という感じでした。
ただ、まだ69歳。早すぎますね。。。

T.O.P.の作品はいくつか紹介してきましたが、個人的には一番好きなのがこの「IN THE SLOT」だったりします。
ベースとドラムはもちろん、ロッコとガルバルディの宇宙最強コンビ。
リードテナーはレニー・ピケット、トランペットはミック・ジレットとグレッグ・アダムスという、一番いい時代の頃のアルバムです。

M04には、T.O.P.の曲で人気投票すると、必ず上位に来るはずの「AS SURELY AS I STAND HERE」も入っています。
ミディアムテンポで、バラードなのに、とても力強く、でもどこか悲しい雰囲気もある名曲ですね。

また、タイトル曲のM12の「IN THE SLOT」は、リズム隊とホーンセクションが複雑に重なりながらも、一体感が半端なく、すごく格好いいです。
最初に登場し、その後も曲の中心となるロッコのシンプルなベースラインもファンキーだし、曲の最後のレニー・ピケットのテナーソロも格好いいです。

ちなみに、2016年7月のT.O.P.の来日公演に合わせて開催された、T.O.P.ファンクラブ会員向けのファンミーティングイベント時のロッコの写真を載せておきます。


また、ロッコといえば、1998年の「BASS DAY」のDVDもオススメです。
ロッコのベース、ガルバルディのドラム、ジェフ・タメリアーのギターに、レニー・ピケットがメロディを一人で吹き、「What is Hip!」や「I like your style」などのT.O.P.の曲を数曲演奏しています。
編成がシンプルな分、ベースラインもよくわかりますし、必聴です。
DVDは日本のAmazonでは手に入らなくても、USのAmazonとかでは手に入るはずです。(私は時々やりますが、海外のAmazonから取り寄せたりしています)
 

P.S. レニー・ピケットはASとSSもクレジットはされていますが、よくわかりません。




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