2018年5月27日日曜日

No.0096 米澤美玖/Amusument【Sax:米澤美玖】

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M01 AS:米澤美玖
M02 TS:米澤美玖
M03 TS:米澤美玖 (テーマ部分はSS/AS/TS/BSのはず)
M04-M05 TS:米澤美玖
M06-M08 AS:米澤美玖
M09 TS:米澤美玖 (テーマ部分はSS/AS/TS/BSのはず)
全9曲
オススメ度 ★★★★(4/5)


昨日(5/26)、赤坂のG's barで開催された米澤美玖さんのリーダーライブに行き、一番最初に演奏していたのがこのデビューアルバムのM02の「Orange Juice」でした。
すごくファンキーで、はじまりのテナーの低音のリフも格好良く、この曲を聴きたくてその場でCDを買い、サインをしてもらいました。

全体的にはファンキーな曲が多いですが、スムースジャズっぽい曲やサンバ系の曲もあり、とても楽しいアルバムです。

最新アルバムの「Another World」はテナーとエアロフォンだけだったようですし、米澤美玖さんのアルトサックスが聴けるのは少し貴重になるかも?

若手の女性サックス奏者はたくさん出てきていますが、ファンク系もジャズもどっちも行け、しかもどちらも格好良く、昨日初めて生で聴きましたが、本当に上手いし、改めて今後も注目していきたいと思っています。
今まで日本人の女性サックスプレイヤーにいそうでいなかったタイプと思います。

本人が喜ぶかどうかはわかりませんが、個人的には米澤美玖さんが誰っぽいか考えていた時に、ビル・エバンス(もちろんサックスの方の)を思いつきました。

ちなみに、今まで出た3枚のアルバムの中では一番ファンキーなアルバムだと思いますので、ファンキーな曲が好きな人にはこのアルバムから聴いてみるのもオススメかもです。


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2018年5月20日日曜日

No.0095 Tower Of Power/Tower Of Power【Sax:Lenny Pickett,Emilio Castillo,Stephen Kupka】

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M01-M10 TS:Lenny Pickett,Emilio Castillo, BS:Stephen Kupka
全10曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)


昨日、池袋ジャズフェスでTower Of Powerを演奏してきました。
どのアルバムにしようか迷っていたら、昨日演奏した5曲のうち、4曲がこのアルバムの曲であることに気付き、このアルバムを紹介することにしてみました。

このアルバムの時期のT.O.P.のホーンセクションは下記の5名。

・レニー・ピケット(TS)
・エミリオ・カスティーヨ(TS)
・ドクター・クプカ(BS)
・グレッグ・アダムス(TP)
・ミック・ジレット(TP)

一番好きなレニー・ピケットがいるだけでなく、ミック・ジレットまでいる、本当にいい時代です。ホーンアンサンブルが格好良すぎます。
ただ、他のアルバムに比べて、テナーサックスのソロが少ない気もします。そこは少し物足りないかも。

収録曲も、「What is Hip?」「Soul Vaccination」「Get Yo' Feet Back On The Ground」などなど、T.O.P.を代表する曲が多く入っています。
T.O.P.入門編としてもオススメできるアルバムだと思います。




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2018年5月13日日曜日

No.0094 Miles Davis/Kind of Blue【Sax:John Coltrane,Cannonball Adderley】

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M01-M02 AS:Cannonball Adderley, TS:John Coltrane
M03 TS:John Coltrane
M04-M06 AS:Cannonball Adderley, TS:John Coltrane
全6曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)



ジャズの名盤を挙げろと言われたら、これが挙がらないわけがないというくらいの名盤ですね。
かなりの数があるマイルスのアルバムの中でも、自分も一番好きです。

もちろんマイルスも素晴らしいですが、このアルバムで一番存在感があるのはコルトレーンだと自分は思います。
音色、フレーズなど、このアルバムのコルトレーンはすごくいいです。

また、名盤と呼ばれるアルバムの参加メンバーの中に発見する確率が高い、ベースのポール・チェンバースも、太く深い音色で素晴らしいです。

一番有名なM01の「SO WHAT」や、よく演奏されるM04の「ALL BLUES」ももちろんいいですが、M03の「BLUE IN GREEN」というバラードもオススメです。

”夜”と”お酒”がとても似合うアルバムですし、ジャズ初心者にも当然オススメな1枚ですね。


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2018年5月6日日曜日

No.0093 savage garden/savage garden【Sax:なし】

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Saxなし
全12曲
オススメ度 ★★★(3/5)


1997年発売のSavage Gardenのデビューアルバムですが、人気はそれなりにあったはずなのに、結局アルバムは2枚しか発売せず、そのまま解散してしまいました。

オーストラリア出身ということで、オーストラリア訛りがちょくちょく感じられますが、アルバムは完成度が高く、大学の時にはまっていたことがあります。

M03の「truly madly deeply」というラブソングがとても好きです。
個人的には邦楽でもあまり歌詞に注目することはなく、メロディ重視だったりしますが、この曲はメロディだけでなく歌詞もいいです。

また、ミディアムテンポのM12の「santa monica」もオススメです。

こんないいアルバムを作ってたのに、解散が早くてもったいないなとずっと思ってたりします。

ちなみに、彼らのバンド名の「savage」は、「荒涼とした」とか「殺伐とした」という意味ですね。


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