2017年4月30日日曜日

No.0033 Phil Woods/WARM WOODS【Sax:Phil Woods】

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M01-M08 AS:Phil Woods
全8曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

アルトのワンホーンアルバムを挙げるとすると
まず最初に思い浮かべるのがこのアルバム。

フィル・ウッズのアルトがほんとによく歌っていて、
ジャズの楽しさを堪能できる一枚です。

ちなみに、フィル・ウッズはSweer Basilがまだあった頃に
一日だけ来日公演があり、生で聴いたことがあります。
ステージ上の中央に少し足の長い椅子が置かれており、
座ったままの演奏でしたが、ステージに出てくるまでの
少しおぼつかない足取りとは対照的に、
太く明るいフィル・ウッズらしいアルトを堪能でき、
とても感動したことをよく覚えています。

いいアルトのアルバムを探しているのであれば
自信を持ってオススメできます。

ちなみに、デビッド・サンボーンのヒーローは
フィル・ウッズとか言ってましたね。
(系統は随分違いますが)


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2017年4月26日水曜日

No.0032 マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲【Saxなし】

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サックス無し
全22曲
オススメ度 ★★★(3/5)

実はオペラも結構好きなんです。
一番好きなのはプッチーニなんですが、
カヴァレリア・ルスティカーナも好きです。

大学3年の時に、メトロポリタンオペラ(MET)の
来日公演がありました。
プラシド・ドミンゴがちょうど53歳くらいで、
オペラ歌手のピークは55歳と言われてて、
METは4年おきしか来日しないから、
一ヶ月のバイト代をはたいて、
S席75,000円のチケット買って聴きに行ったことがあります。
その時の演目が、「カヴァレリア・ルスティカーナ」と
「道化師」とでした。

YouTubeに間奏曲の音源がいくつかUPされてたりしますが、
個人的にはこのアルバムのカラヤンの指揮くらいの
テンポ、抑揚とかがちょうどいい感じで好きです。

この歌劇の中で一番有名なのはもちろん「間奏曲(交響的間奏曲)」。
TV CMなんかでも使われてたりするので、
どこかで聴いたことがあるはずです。

間奏曲の美しさとは反し、話の内容は結構ドロドロしてます。。。(笑)
(まぁ、オペラなんで)


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2017年4月23日日曜日

No.0031 松本英彦/PAPILLON【Sax:松本英彦,Chris Hunter】

















M01-M13 TS:松本英彦、AS:Chris Hunter
全13曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

先日YouTubeで松本英彦さんの動画を観ていて、
改めて「上手いなぁ、格好いいなぁ」と思ったので、
松本英彦さんのアルバムを紹介することにしました。

このPAPILLONは、David Matthewsが選んだ
ニューヨークの1st Callsと松本英彦さんが共演したアルバム。
1992年にニューヨークで録音されてます。

で、その1st Callsは下記のような感じでとにかく豪華。

Randy Brecker(Tp)
Chris Hunter(As)
David Spinozza(G)
Anthony Jackson(B)
Steve Gadd(D) などなど。

松本英彦さんのアドリブも全然古い感じではなく、
時代とともに進化を続けてきておられたことがよくわかり、
改めてすごいなぁと感じます。
(ちなみに、このアルバムは松本英彦さんが66歳の時のアルバム)

松本英彦さんの音はとにかく倍音が豊かで
きらびやかな感じ。ああいう音に憧れます。。。
マウスピースはラーセンのメタルで、
楽器本体はおそらくセルマーのマーク6。

ちなみに、小池修さんの師匠だったりもしますね。


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2017年4月19日水曜日

No.0030 加古隆/予感 〜アンジェリック・グリーンの光の中で〜【Saxなし】

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全11曲
サックスなし
オススメ度 ★★★(3/5)

加古隆さんは、映画音楽やTV CMのイメージが強いかもですが、
もともとはジャズピアニスト。

東京藝術大学・大学院の作曲課を卒業し、
パリ国立高等音楽院でも作曲を学び、
でも、パリでフリージャズ・ピアニストとしてデビュー
してたりする、ちょっと変わった経歴を持ってたりします。

コンサートに行っても、ほぼ話をすることはなく、
淡々と曲を弾くという感じ。
(アンコール前に一言話したかどうかくらい)

このアルバムのM01の「一つの予感」は
1997年に「ホンダ・レジェンド」のCMで使われていたので、
聴いたことがある人も多いはずです。

心が澄んで行くような感覚を味わえるアルバムです。
寝る前や、疲れた時に聴きたくなることが多いです。


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2017年4月16日日曜日

No.0029 Gerald Albright/SMOOTH【Sax:Gerald Albright】

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M01-M02 TS:Gerald Albright
M03-M05 AS:Gerald Albright
M06 SS:Gerald Albright
M07-M09 AS:Gerald Albright
M10 TS:Gerald Albright
全10曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

スムース・ジャズ界を代表するジェラルド・アルブライトの
1994年のアルバムです。

アルブライトのテクニックの中で、特にタンギングは
ほんとにスゴいなといつも思います。

M05の3:34くらいからのソロはすごくアルブライトらしいソロで
彼がよく使うテクニック満載でオススメです。
(この曲にはリー・リトナーがゲスト参賀してます)
また、M04もミディアムテンポのいい曲でオススメです。

ちなみに、テナーを3曲ほど吹いてますが、
パッと聞くとテナーかアルトか迷うくらいアルトっぽい気がします。

アルバムジャケットを見ると、白いアルトを吹いてた頃のようですね。

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2017年4月12日水曜日

No.0028 Bob Mintzer/quality time【SaxBob Mintzer:】

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M01-M02 TS:Bob Mintzer
M03 SS:Bob Mintzer
M05-M10 TS:Bob Mintzer
全10曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

ボブ・ミンツァーのアルバムの中で
一番好きなアルバムがこの「quality time」。

これは1998年にリリースされたアルバムですので、
下記のようなセッティングだった頃のものです。

■テナーサックス:セルマーのMark6
■マウスピース:フレディ・グレゴリー(Freddie Gregory)
        ハードラバー Mark II  7★番
■リガチャー:Oleg オレガチャー(Olegature)

M08のバラードがとても美しいです。

M04ではバスクラリネットを吹いてたりもします。

ミンツァーの魅力がギュッと詰まったようなアルバムなので、
ミンツァーの入門用にもいいかもです。

ちなみに、ドラムはピーター・アースキン(Peter Erskine)です。


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2017年4月9日日曜日

No.0027 Mindi Abair/it just happens that way【Sax:Mindi Abair】

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M01 AS:Mindi Abair
M02-M03 SS:Mindi Abair
M04 AS:Mindi Abair
M05 SS:Mindi Abair
M06-M08 AS:Mindi Abair
M09 SS:Mindi Abair
M10-M12 AS:Mindi Abair
全12曲
オススメ度 ★★★(3/5)

「Candyの次はMindi」というキャッチコピーで出てきた
女性サックスプレイヤーのMindi Abair(ミンディ・エイベア)
のデビューアルバムです。
(Wikiを見るとこのアルバムの3年前に
 「Always and Never the Same」という
 アルバムを出してるようですが、
 たぶん日本では発売になっていないはずです)

全体的にフュージョンというよりポップスに
近い感じのアルバムで、ジャズを聴かない若い人にも
すんなり受け入れてもらえそうなアルバムです。

「Candyの次はMindi」というキャッチフレーズを
付けて売り出してはいましたが、Candy Dulferほど
音も良くなく、音の安定性もところどころ気になる
(特にソプラノサックス)し、テクニック的にも
まだまだというのが正直なところです。
(曲は結構いいんですが)

ジャケットの写真を見ると、リガチャーはOlegの
オレガチャー(Olegature)を使ってるのがわかります。
メタルのマウスピースは写真だけではよくわかりませんが、
「Special Thanks」のところにGary Sugal氏の名前があるので、
Sugalのマウスピースかもしれません。

ちなみに最近はTheo Wanneのマウスピースを使っていて、
下記URLのようにMindiのカスタムモデルも発売になってたりします。

■TheoWanne MINDI ABAIR Custom アルトサックス用メタルマウスピース 【Nickel Plated】
http://www.sax-fun.com/product/1157

アルバムの中でMindiが歌ってる曲もありますが、
祖母がオペラ歌手ってことで、歌うのも好きなのかもですね。
(ちなみに、父親はプロのサックス奏者みたいです)


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2017年4月5日水曜日

No.0026 BIG HORNS BEE/BHB1【Sax:織田浩司,金子隆博】


















M01-M12 AS:織田浩司、TS:金子隆博
全12曲
オススメ度 ★★(2/5)

米米CLUBのホーンセクションだったBIG HORNS BEEの
ファーストアルバムです。

でもファンの方には申し訳ないけど、
曲がいいとは思えず、低評価です。。。
(各メンバーの技術は十分にあると思いますが)

ただ、「職業性ジストニア」発症にてサックスを
吹けなくなってしまった金子さんがサックスを吹いてて、
M01のテナーソロなどは聴き応えがあります。

ちなみに、ジャケットを見ると、織田浩司さんはクリスタルの
マウスピースと一緒に写真に写っていて、
おそらくJAKEのマウスピースを使ってると思われます。


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2017年4月2日日曜日

No.0025 Dave Grusin presents GRP ALL-STAR BIG BAND/LIVE!【Sax:Eric Marienthal,Bob Mintzer,Tom Scott,他】

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M01-M09(Except M08)
SS/AS:Eric Marienthal,Nelson Rangell,
SS/TS:Ernie Watts,Bob Mintzer,
SS/TS/BS:Tom Scott
全9曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

今日近所を歩いてたら、見たことのない古本屋ができていたので
ちょっと入ってみました。
店内ではジャズが流れているな、と思ったらこのアルバムで、
でもこのアルバムの曲が有線で流れることは滅多にないだろうし、
たまたま探してたフルトヴェングラーの『音と言葉』があったので、
その会計時に「これ有線ですか?」と聞いてみたら、
案の定「CDです」という答えが。
その店長さんも、以前にサックスをやってたらしく、
このアルバムが好きということで嬉しくなりました。

このアルバムは、1993年1月31日に五反田の簡易保険ホールにて
録音されたライブ盤です。

GRPレーベルを代表する豪華なミュージシャンが参加しており、
GRP ALL-STARのアルバムの中でも一番オススメなアルバムです。

M01のOLEOのエリック・マリエンサルのアルトソロ、
M03のSING, SING,SINGのトム・スコットのアレンジと
エディ・ダニエルズのクラリネット、
M05のBLUES FOR HOWARDのトム・スコットのテナーソロ、
M08の'S WONDERFULのデイブ・グルーシンと
ラッセル・フェランテのピアノデュオなどなど、
本当に聴きどころ満載です。

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