M01-M14 SAXなし
全14曲
オススメ度 ★★★★(4/5)
あるミュージシャンやバンドのことをもっと早く知っていればよかったなぁ、と思うことがたまにありますが、赤い公園はそう思わせてくれたバンドでした。
ちゃんと聴いたのは、10月20日(火)深夜の「星野源のオールナイトニッポン」の最初にかかった曲だった「KOIKI」。
メロディライン、ヴォーカルの声、声質、バンドの一体感など、惹かれるものがあり、すぐに調べました。
そしたら、しばらく前に観た関ジャムに出ていた津野米咲さんのバンドで、でも彼女はもういないことも。。。
「KOIKI」は赤い公園の5枚目のシングル曲なので、もちろんベスト盤にも入っていますが、ベスト盤よりもアルバムで聴いてみたくて購入したのが、この「純情ランドセル」です。
これは、2016年3月23日に発売された赤い公園の3枚目のアルバムです。
M12の「KOIKI」がいいのはもちろんですが、他の曲も彼女たちのいろんな側面を垣間見ることができ、とてもバランスのいい、いいアルバムだなぁと思います。先日購入してから、ずっとヘビーローテーションしています。
自分が赤い公園に惹かれた理由の中で大きなものとして、佐藤千明さんの声があると思いますが、特にM14の「おやすみ」というバラードの歌声や、M03の「Canvas」のサビ頭の伸びやかな声など、何か他のことをやりながら聴いていても、手を止めて聴き入ってしまう力があるように思います。
『熱唱祭り』のライブ映像がYouTubeにUPされていたりしますが、ああいうライブを生で聴いてみたかったなぁと心から思います。
なお、作詞作曲は全曲津野米咲さん(M11のみ、作詞はベースの藤本ひかりさんとの共作)で、編曲は東京事変で有名なベーシストの亀田誠治さん、関ジャムで有名な蔦谷好位置さんと島田昌典さんでほぼ全曲を担当しています。
ちなみに、まだ聴き込んでいないので★×4つですが、おそらくそのうち★×5つへ変更するだろうと思います。