2020年4月26日日曜日

No.0195 オムニバス/I LOVE PIANO【Sax:Branford Marsalis】

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M10 SS:Branford Marsalis
全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)


10名のピアノプレイヤーの曲を集めた「I LOVE PIANO  BEST ONE」というGRPレーベルのオムニバスアルバムです。
リモートワーク中のBGMはクラシック(特に三重奏~六重奏くらいの小編成)がいいと思ってましたが、ジャズピアノもいいですね。

収録されているのは下記の10曲。

M01 Linus and Lucy / David Benoit
M02 Spain / Chick Corea
M03 Waltz for Suzy / Dudley Moore
M04 Tequila Mockingbird / Ramsey Lewis
M05 Flapstick Blues / McCoy Tyner
M06 On Golden Pond / Dave Grusin
M07 Carmel / Joe Sample
M08 I'll Remember April / Billy Taylor
M09 Bop-Be / Keith Jarrett
M10 Steepian Faith / Kenny Kirkland

やっぱり自分はM06のデイブ・グルーシンが好きだなと再認識しました。
メロディが綺麗すぎます。

こうやっていろんなピアニストをまとめて聴くと、M09のキース・ジャレットのピアノのグルーブ感というか、爽快感が際立っていると感じました。

ジャズピアノのアルバムなのに、ブランフォードっぽいソプラノサックスが聴こえてきたな、と思ったらM10のケニー・カークランドでした。
ケニー・カークランドは、ブランフォード・マルサリスのデビュー作から「Requiem」まで参加していた仲で、ケニー・カークランドの曲にブランフォードが参加してるのは当然ですね。

他には、M01は「チャーリー・ブラウン&スヌーピー」で有名な曲、M02はチック・コリアといえばという代表曲だったりしますね。
M06のジョー・サンプルの曲もどこかで聴いたことがあるはずです。





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2020年4月19日日曜日

No.0194 小川美潮/檸檬の月【Sax:平原まこと】

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M06 SS:平原まこと
全10曲
オススメ度 ★★★★(4/5)




新型コロナウイルスで”Stay Home”が続いていますね。
少しでも癒されるアルバムがないかと思い、引っ張り出してきたのがこのアルバムでした。

小川美潮と聞いて知ってる人は少ないかもですが、前作『ウレシイノモト』のM01の「ウレシイの素」は、92年の「さんまのまんま」のエンディングテーマに使われていたので、聴いたことがある人もいるかもです。

ちなみに、本作は前作『ウレシイノモト』のような弾けるようなポップさはないですが、心地いいテンポの曲が多く、それに美潮さんの包み込むような声が乗り、本当に癒されます。

個人的には、ちょっと切ないM03の「ふたつのドア」が好きで、聴くたびに泣きそうになります。。。

M06の「TALL NOSER」はグルーブ感のすごいファンクで、村田陽一さんのトロンボーンソロは格好良くて必聴です。

もともと美潮さんのことを知ったのは遊佐未森さんのラジオだったと記憶していますが、遊佐未森さんのアルバムと同様に、ドラムは青山純さんが参加されています。

サックスに関しては、M06のみ平原まことさん(平原綾香さんのお父さん)がソプラノで参加していますが、アンサンブルの中に紛れてしまっているのか、残念ながらソプラノの音を感じられなかったりします。

あと、今でも高円寺ジロキチとかでライブ活動を続けていて、下記のサインはジロキチでライブの後にもらったものです。




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2020年4月12日日曜日

No.0193 Maceo Parker/dial:MACEO【Sax:Maceo Parker,Vincent Henry】

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M02 AS:Maceo Parker
M03 AS:Maceo Parker,TS:Vincent Henry
M04 AS:Maceo Parker
M05 AS:Maceo Parker
M07 AS:Maceo Parker,TS:Vincent Henry
M08 AS:Maceo Parker
M09 AS:Maceo Parker,TS:Vincent Henry
M10 AS:Maceo Parker,TS:Vincent Henry
M11 AS:Maceo Parker
M12 AS:Maceo Parker
全12曲
オススメ度 ★★★(4/5)


ちょうどPrinceのライブツアーにメイシオが参加していた頃に作られたアルバムで、そのため、M05にはPrinceの「the greatest romance ever sold」が収録されており、AsとFlはメイシオですが、それ以外の楽器およびコーラスはPrinceが参加しているのが目玉です。
もともとはPrinceがメイシオのファンで、ツアーへの参加を依頼したとPrince本人が言ってるのを聞いたことがあります。また、メイシオがPrinceのツアーに参加する際、キャンディ・ダルファーも一緒に参加してることがありましたね。

M04にはアイズレー・ブラザーズの「I've got work to do」や、M10にはロバータ・フラック with ダニー・ハザウェイで有名な「The Closer I Get to You」も収録されています。
ちなみにM10の「The Closer I Get to You」は、原曲よりだいぶアップテンポなアレンジになっています。

全体的にメイシオらしいファンキーなアルトを楽しめますが、アルトは吹かずにフルートだけ吹いている怪しい雰囲気のM06の「Black Window」も結構好きだったりします。

あと、全曲に参加しているハモンドオルガンもいい感じです。






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2020年4月5日日曜日

No.0192 Ellis & Branford Marsalis/LOVED ONES【Sax:Branford Marsalis】

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M02 SS:Branford Marsalis
M03 TS:Branford Marsalis
M05 SS:Branford Marsalis
M06 TS:Branford Marsalis
M08 SS:Branford Marsalis
M09 TS:Branford Marsalis
M11 SS:Branford Marsalis
M12 SS:Branford Marsalis
M13 SS:Branford Marsalis

全14曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)




新型コロナウイルスでの訃報に関して、特にアメリカから多くのミュージシャンの訃報が入ってきていますね。
自分が一番ショックだったのはエリス・マルサリスの訃報でした。

知ってる方も多いとは思いますが、エリスは有名なマルサリス一家の主です。
子供たちはこんな感じ。

長男:ブランフォード(Sax)
次男:ウイントン(Tp)
三男:デルフィーヨ(Tb)
四男:ジェイソン(Dr)

このアルバムはそんな一家の中の、エリスとブランフォードの親子デュオアルバムで、全ての曲名に女性の名前が入っています。
ちなみに、プロデュースはデルフィーヨがしています。

このアルバムの中で、特にピアノソロであるM04の「Miss Otis Regrets」に今までどれだけ癒されて来たかわかりません。
エリスの柔らかく、温かいピアノの音を聴くと、とても穏やかな気持ちになります。
「こんなピアノを弾けたらいいな」と聴くたびに思える素敵なピアノです。

もちろん、ブランフォードのソプラノサックス、テナーサックスの素晴らしい音色も、ピアノとのデュオということで、ベースやドラムがいない分、よりじっくりと楽しめます。
このアルバムは1995年にNew Yorkで録音され、1996年に発売されたもので、おそらく当時はまだガーデラのブラックニッケルのテナーを吹いていた頃だと思われます。






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