2020年7月26日日曜日

No.0208 山下達郎/JOY【Sax:土岐英史、淵野繁雄】

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[DISC 1]
M02-M03 AS:土岐英史
M04-M06 SS:土岐英史
M07 TS:淵野繁雄
M08 AS&TS:淵野繁雄
M09-M10 SS:土岐英史
[DISC 2]
M02 AS:土岐英史
M03-M04 TS:淵野繁雄
M06 AS:淵野繁雄
M07 AS:土岐英史
M08 TS:淵野繁雄
M09,M11 AS:淵野繁雄
全22曲(DISC 1:10曲、DISC 2:12曲)
オススメ度 ★★★★(4/5)




YouTubeに「山下達郎 LIVE ライブ ビデオ (15分) (promotional footage)」という動画あり、冒頭の「SPARKLE」が格好良すぎてはまっていました。
しばらく前のクリス松村の「いい音楽あります。」のライブ特集で1曲目に、この「SPARKLE」のライブ音源のフルバージョンを流していて、この音源は手に入らないのか?といろいろと調べていたところ、このライブ盤に入っていることを知り、即購入しました。

「SPARKLE」は、星野源のオールナイトニッポン的に言えばまず「イントロクソやべえ」曲ですね。イントロのギターが格好良すぎてしびれます。
また、青山純さんのグルーヴがありながら、かつ重いドラムもとても心地いいです。
(ちなみに、この2枚組のライブアルバムは全てドラムは青山純さんです)

最初に書いたYouTubeの動画は曲の途中まででサックスソロまで入っていませんが、土岐英史さんのアルトサックスソロも聴きごたえがあります。シンプルなリフから始まる構成がさすがに上手く、土岐さんならではの明るく倍音豊かな音も素晴らしく、何度も聴きたくなります。
このライブ音源は、1986年7月31日の中野サンプラザでのライブを収録したものなので、土岐さんが36歳の時の演奏ですね。(土岐さんは1950年2月1日生まれ)

サックスは、土岐英史さん以外に淵野繁雄さんも参加されていますが、[DISC 2]のM04の「GOD ONLY KNOW」でのメロウなテナーソロが特にオススメです。

“夏だ、海だ、タツローだ!”という標語の通り、これから夏になるにあたり、何度もヘビーローテーションしてしまいそうです。





英会話

2020年7月19日日曜日

No.0207 Lee Konitz/TENORLEE【Sax:Lee Konitz】

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M01-M10 TS:Lee Konitz
全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)




4月15日に新型コロナウイルスのため亡くなったリー・コニッツですが、アルトのイメージが強いリー・コニッツが全曲テナーを吹いているという珍しいアルバム、その名も「TENORLEE」(もちろんテナーサックスのTenorと名前のLeeを組み合わせたもの)です。

アルトでもよく演奏しているM01の「I REMEMBER YOU」に始まり、M08ではアルバムタイトルと同じ「TENORLEE」という彼のオリジナル曲(ちなみにテナーソロ曲)なども収録されています。

このアルバムの特徴は、なんといってもテナーサックス、ピアノ、ベースというドラムレストリオであること。
正直言うと、リー・コニッツテナーの音は力強さとかはなく、個人的にはアルトの音の方が好きですが、ドラムレストリオということで、そんな彼のテナーの音をじっくり聴ける作品になっています。
ちなみに、リー・コニッツは、10代でプロ入りしたころはクラリネット奏者として認められていたというのは、彼のテナーの音を聴いても納得できる気がしました。

リー・コニッツといえば、「リー・コニッツ ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡」という本を読んでみたいと思っていたので、近いうちに読んでみようと思っています。






英会話

2020年7月12日日曜日

No.0206 Hank Crawford/HANK CRAWFORD'S BACK【Sax:Hank Crawford】

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M01-M05 AS:Hank Crawford
全5曲
オススメ度 ★★★★(4/5)


雑誌「SAX WORLD」主催で『サンボーン・サマー・セッション』というのを昨日から開催しています。
そのリハーサル動画として、若手プロ奏者がデビッド・サンボーンに質問をするというリハーサル動画がいくつかYouTubeにUploadされていますが、その中に「僕のルーツ&バックグラウンド」というのがあり、ハンク・クロフォードの「FROM THE HEART」に強く影響を受けたということを話していました。

興味がある方は、
サンボーン・サマー・セッション 第1回リハーサル動画① 通訳/演奏あり 7/11開催!! 締め切り迫る! Session1 (7/11開催)「僕のルーツ&バックグラウンド」冒頭部分
という動画をYouTubeで検索してみてください。

これは、そんなハンク・クロフォードが43歳の時のアルバムで、個人的には「FROM THE HEART」よりも好きなアルバムです。
参加メンバーが半端ないです。

まず、アレンジはマンハッタン・ジャズ・クインテットでも有名なデビッド・マシューズ。
このアルバムは1976年録音で、ちょうど彼がCTIレコードのKUDUレーベルでアレンジを担当始めた年ですね。このアルバムジャケットのハンク・クロフォードの背中に「CTI」の文字が入っているのもそういう関係ですね。

参加ミュージシャンは、エリック・ゲイル(Gt)、リチャード・ティー(Key)、全曲ではないですが、アンソニー・ジャクソン(B)、スティーブ・ガッド(Dr)など。
また、ホーンはちょっと聴いただけで誰が吹いているかすぐわかるフレッド・ウェズリー(Tb)。
なんか、凄すぎです。

M05の「Midnight Over Memphis」のハンク・クロフォードのアルトの音色は、決して倍音が多めな音とは感じませんが、なぜか心に染み、泣けます。歌心に溢れているからなのかもですね。

M02の「I Can't Stop Loving You」のテーマも、味があっていいです。




英会話

2020年7月5日日曜日

No.0205 T・J・Cオーケストラ/シンフォニー風の谷のナウシカ【Sax:なし】

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SAXなし
全9曲
オススメ度 ★★★(3/5)


コロナ自粛解除後、映画に関する嬉しいニュースといえば、ジブリ4作品(『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』)の同時上映ですね。
『ゲド戦記』は置いといて、『もののけ姫』と『千と千尋の神隠し』は映画館で観たことがあるので、映画館で観たことがない『風の谷のナウシカ』を先週観に行きました。
話はもちろん知っていますが、それでも泣けましたし、劇中で流れていた曲の美しさも印象的でした。


帰ってきて早速注文したのがこのアルバムです。
「シンフォニー」と書いてある通り、ナウシカの音楽をオーケストラで演奏したアルバムです。
久石譲さんによると、もともとナウシカの音楽は、
「シンセサイザーを使って、いかにアコーステックな広がり」
というコンセプトで作ったらしく、シンフォニーバージョンが悪いわけがないですが、どの曲も本当に美しいです。

映画の最初に流れるM01の「風の伝説」のピアノは奇麗すぎて涙が出そうになります。あとヴァイオリンも。
また、M09の「谷への道」の冒頭のチェロもいいですね。

ちなみに、今日もう一度映画館で『風の谷のナウシカ』を観てきましたが、やはり感動しました。

T・J・Cオーケストラの「T・J・C」はちょっと調べみてよくわからなかったんですが、ジャケットの一部を見てこれかな?と思ったのが「Tokuma Japan Corporation」。
誰か正解を知ってる人がいたら教えてください。

※ 念のため書いておきますが、このアルバムには子供時代のナウシカが歌う「ラン、ランララ、ランランラン♪」は収録されていません。




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