M01-M10 TS:Lee Konitz
全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)
4月15日に新型コロナウイルスのため亡くなったリー・コニッツですが、アルトのイメージが強いリー・コニッツが全曲テナーを吹いているという珍しいアルバム、その名も「TENORLEE」(もちろんテナーサックスのTenorと名前のLeeを組み合わせたもの)です。
アルトでもよく演奏しているM01の「I REMEMBER YOU」に始まり、M08ではアルバムタイトルと同じ「TENORLEE」という彼のオリジナル曲(ちなみにテナーソロ曲)なども収録されています。
このアルバムの特徴は、なんといってもテナーサックス、ピアノ、ベースというドラムレストリオであること。
正直言うと、リー・コニッツテナーの音は力強さとかはなく、個人的にはアルトの音の方が好きですが、ドラムレストリオということで、そんな彼のテナーの音をじっくり聴ける作品になっています。
ちなみに、リー・コニッツは、10代でプロ入りしたころはクラリネット奏者として認められていたというのは、彼のテナーの音を聴いても納得できる気がしました。
リー・コニッツといえば、「リー・コニッツ ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡」という本を読んでみたいと思っていたので、近いうちに読んでみようと思っています。
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