2019年3月31日日曜日

No.0140 今井奈緒子/バッハ:クラヴィーア練習曲集 第3部【Sax:なし】

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[DISC 1]
M01-M14 Saxなし
[DISC 2]
M01-M13 Saxなし
全27曲
オススメ度 ★★★(3/5)


昔付き合っていた相手がパイプオルガンをやっていた関係で、当時はパイプオルガンやビオラ・ダ・ガンバなどの古楽のコンサートなどにも行ったりしていました。
その中で一番好きだったのがJ・S・バッハの「クラヴィーア練習曲集」の”前奏曲 変ホ長調(BWV 552a)”でした。

先日、NHK BSでやっている「クラシック倶楽部」という番組で、この曲の演奏が含まれた回があったので録画して、楽しみして観ましたが、テンポとかもろもろが自分に合わずにがっかりしたことがありますが、自分がとても好きな演奏は、この今井奈緒子さんの演奏です。

今井さんの演奏はもちろん生でも聴いたことがありますし、演奏会後に少し話をさせていただいたこともありますが、とても気さくでいい人でした。

また今井さんの演奏を聴きに行きたいですが、どうやって情報を入手したらいいかわからずに困っていたりもするので、もし情報をお持ちの方はぜひ教えていただけるととても助かります!

ちなみに、パイプオルガンはたくさんの”パイプ(管)”の集合体で出来ていますし、サックスと通じるところがあると感じたりもします。
ただ、あの大きさもありますし、圧倒的な迫力は他のどの楽器もかなわないと思いますし、ときどき生で聴きたくなります。




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2019年3月24日日曜日

No.0139 yellowjackets/mint jam【Sax:Bob Mintzer】

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[DISC 1]
 M01-M03 TS:Bob Mintzer
 M05-M06 TS:Bob Mintzer
[DISC 2]
 M01-M03 TS:Bob Mintzer
 M05-M06 TS:Bob Mintzer
全12曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)



イエロージェケッツといえばボブ・ミンツァーと思っている人もいるかもしれませんが、ボブ・ミンツァーは結成から10年以上経ってからの途中加入です。

このライブアルバムは、結成時のメンバーとして、ラッセル・フェランテだけでなく、ジミー・ハスリップがいた頃のものです。
やはりジミー・ハスリップのベースがないとイエロージェケッツって感じがしないと個人的には思いますし、特に最初に聴くならこのアルバムはオススメです。

どれもいい曲ばかりですが、特にオススメなのは、[DISC 2]のM02の”Tortoise and the Hare”。
ラッセル・フェランテの疾走感のあるピアノで始まり、イエロージェケッツらしいというか、ジミー・ハスリップらしいというのか、サックスとベースが同じメロディをユニゾンで弾き、それがピアノと重なり、その後どんとん展開して行き、何とも言えない高揚感を感じます。

ボブ・ミンツァーは本当に上手いし、大好きなプレイヤーです。
[DISC 1]、[DISC 2]ともにM04ではEWIを吹いていますが、他は全てミンツァーらしいテナーサックスを堪能できます。

ちなみに、このアルバムが出た当時は、写真のようなこのアルバムの曲の譜面集も売ってましたが、もう手に入らないようですね。
(アメリカのAmazonから取り寄せたような気がしたので、確認してみましたが、”unavailable”になってました




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2019年3月17日日曜日

No.0138 ILLINOIS JACQUET/GO POWER!【Sax:ILLINOIS JACQUET】

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M01-M07 TS:ILLINOIS JACQUET
全7曲
オススメ度 ★★★★(4/5)


昨日「四谷いーぐる」で開催された『コテコテ・サウンド・マシーン』発売記念イベントに行き、明日3月18日発売の『コテコテ・サウンド・マシーン』を購入させてもらいました。
その原田和典さんの最新刊の中にも載っており、
「猛烈だ ゴリゴリブリブリ 大ブロウ」
と書いてあるのがこのイリノイ・ジャケーの「GO POWER!」です。

アーネット・コブなどのテキサステナー奏者に共通しているとは思いますが、彼の吹き方の特徴は、太い音と大きめのビブラートにあると個人的には思います。
そういう”ゴリゴリ感”が男らしくて格好良すぎるし、そういう音を聴いていると熱くなっちゃいますね。

このアルバムは1966年にマサチューセッツ州で行われたライブ録音ですが、観客の歓声、合いの手も入っていて、盛り上がっているのがよくわかります。

M04では、かなり黒い「Watermelon Man」を聴くことができます。こういうアレンジ好きかも。

また、M05はバラードはヒューストン・パーソンを彷彿とさせるというか、時代的に逆だから、ヒューストン・パーソンが影響を受けているかもな、と思ったりしています。

ちなみにこのライブ、テナーサックスとオルガンとドラムだけでの演奏なんですが、とてもそんな感じがしません。オルガンの Milt Buckner とドラムの Alan Dawson の凄さも堪能できます。



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2019年3月10日日曜日

No.0137 CLAUS OGERMAN/CITYSCAPE【Sax:Michael Brecker】

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M01-M06 TS:Michael Brecker
全6曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)


名アレンジャー、クラウス・オガーマンがマイケル・ブレッカーをフィーチャーして作った名盤中の名盤です。
ある有名プロに勧められて20代半ばくらいの時に初めて聴きましたが、マイケル・ブレッカーが参加しているアルバムの中で一番好きです。

オーケストラをバックに、まだ若干33歳のマイケル・ブレッカーが素晴らしい音を聴かせてくれています。
まだガーデラではなくデュコフを使っている時期ですが、後年にマイケル・ブレッカー自身が、「音はガーデラよりデュコフの方が好み」とあるインタビューで答えているのを読んだこともありますが、この頃のマイケル・ブレッカーの音が自分も好きです。
(このアルバムは1982年発売ですが、1983年にSteps aheadがコペンハーゲンで行った野外ライブのDVDでもデュコフを使っています)

このアルバムの中で特に好きなのはM04の「IN THE PRESENCE ANO ABSENCE OF EACH OTHER (PART 1)」。
8:57と少し長い曲で、一聴した感じでは地味で暗い感じですが、いろんな感情が複雑に入り組んなような、とても奥が深い気が自分はします。




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2019年3月3日日曜日

No.0136 TOM SCOTT/BLOW IT OUT【Sax:Tom Scott】

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M01 AS:Tom Scott
M02 AS:Tom Scott
M03 AS:Tom Scott
M04 AS:Tom Scott
M05 SS:Tom Scott
M06 AS:Tom Scott
M08 AS&TS:Tom Scott
※Tom Scottは「saxes」「horns」と記載されており、いろんなサックスを吹いているようですが、メインで聴こえてくるサックスを記載しています。
全8曲
オススメ度 ★★★★(4/5)


トム・スコットの大ファンで、彼のアルバムは全て持っていますが、その中で一番好きな曲が、このアルバムのM06の「YOU'VE GOT THE FEEL'N」です。
ちょっと泣けるギターのイントロで始まり、最初のメロディ部分はサックスアンサンブル、その後メロディはフルートに代わり、途中からトム・スコットのアルトサックスソロが入ります。
この曲が持つ雰囲気、メロディなど、何度聴いても飽きないし、ぜひ聴いてみて欲しい1曲だったりします。

全体的にアルトサックス(AS)が多いのがちょっと残念ですが、「Gotcha」(M01)なども入っていますし、アルバムとしても完成度は高いです。

ジャケットを見る限り、アルバム「THEM CHANGES」の頃と同じく、マウスピースはアジャストトーンと使っていますね。

 

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