M01-M07 TS:ILLINOIS JACQUET
全7曲
オススメ度 ★★★★(4/5)
その原田和典さんの最新刊の中にも載っており、
「猛烈だ ゴリゴリブリブリ 大ブロウ」
と書いてあるのがこのイリノイ・ジャケーの「GO POWER!」です。
アーネット・コブなどのテキサステナー奏者に共通しているとは思いますが、彼の吹き方の特徴は、太い音と大きめのビブラートにあると個人的には思います。
そういう”ゴリゴリ感”が男らしくて格好良すぎるし、そういう音を聴いていると熱くなっちゃいますね。
このアルバムは1966年にマサチューセッツ州で行われたライブ録音ですが、観客の歓声、合いの手も入っていて、盛り上がっているのがよくわかります。
M04では、かなり黒い「Watermelon Man」を聴くことができます。こういうアレンジ好きかも。
また、M05はバラードはヒューストン・パーソンを彷彿とさせるというか、時代的に逆だから、ヒューストン・パーソンが影響を受けているかもな、と思ったりしています。
ちなみにこのライブ、テナーサックスとオルガンとドラムだけでの演奏なんですが、とてもそんな感じがしません。オルガンの Milt Buckner とドラムの Alan Dawson の凄さも堪能できます。
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