M01 SS:David Liebman
M02 TS:David Liebman
M03 TS:David Liebman
M04 SS:David Liebman
M05 TS:David Liebman
全5曲
オススメ度 ★★★(3/5)
アルバムタイトル通り、デイブ・リーブマンがブルースばかりを演奏したアルバムです。
ピアノレストリオでの演奏なので、リーブマンのサックスをより堪能できます。
ベルギーの小さなクラブでの演奏で、アルバムジャケット内のリーブマンの言葉によると、
「少し天気がよくなかったので、何かいつもと違うのを演奏しないとと感じた」
そうで、それでコルトレーンが演奏したりしたブルースをやることにしたそうです。
確かにリーブマンが普通のブルースをやるのは珍しいと思うし、だからこそ自分もこのアルバムを購入したんですが、やっぱりリーブマンは何を演奏してもリーブマンです(笑)
M01はマイルス・デービスの「ALL BLUES」で、最初だけテーマっぽいことは吹いていますが、あとは終始怪しい感じで、ソプラノでリーブマン節全開という感じです。
M02、M03、M04はコルトレーンの曲を演奏していて、M02の「UP AGAINST THE WALL」は比較的わかりやすいブルースをテナーでやっていますが、やはり途中からリーブマン節強めになってます。
リーブマンを聴くときは、自分は「リーブマンを聴くぞ!」と気持ちを盛り上げてからでないと疲れてしまうんですが、そんなこともあって、ジャズ初心者にはオススメはあまりできませんので、あしからず。