2018年12月30日日曜日

No.0127 ORQUESTA DE LA LUZ/SOMOS DIFERENTES【Sax:本田雅人、竹上良成、竹野昌邦、宮本大路】

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M05 AS:本田雅人、竹上良成、TS:竹野昌邦、BS:宮本大路
全9曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)


2002年に活動再開した現オルケスタ・デ・ラ・ルスではなく、1997年に解散した元のオルケスタ・デ・ラ・ルスの3枚目のアルバムです。
デ・ラルスのアルバムの中で一番好きなのでとっくに紹介済みと思っていたら、まだ紹介していなかったようです。

サルサてんこ盛りって感じで、当時のデ・ラルスの勢いまで伝わってくるかのような演奏で、聴くだけでテンションが上がります。

ストレートによく通るNORAさんの歌声、佐々木史郎さんや中路英明さんなどの強力なブラスセクション、センスが素晴らしい塩谷哲さんのピアノ、もちろんそれを支えるベースやパーカッションも格好良く、それらすべてが絶妙に絡み合ってできた音には感動です。

デ・ラルスのメンバーにはサックスはいませんが、M05に佐々木史郎さんの名曲でインスト曲の「恋に死ね~マンボ・デ・ラルス」が収録されていて、その曲のみアルトサックス×2、テナーサックス、バリトンサックスが入っています。
しかも、本田雅人さん、竹上良成さん、竹野昌邦さん、宮本大路さんというすごいメンバー!
数あるデ・ラルスの曲の中でこの曲が一番格好よくて好きです。

何か嫌なことがあっても、この曲を聴くとそんなこと吹き飛ばしてくれると思いますよ!



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2018年12月23日日曜日

No.0126 Merry Christmas/Mariah Carey【Sax:Lenny Pickett】

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M04 TS&BS:Lenny Pickett
全11曲
オススメ度 ★★★(3/5)




昨年の12月は下記のようなクリスマスアルバムを紹介しました。

No.0071 FUN HOUSE LADIES' VOCAL/MERRY CHRISTMAS TO YOU【Sax:篠田昌已】
No.0072 オムニバス/MERRY CHRISTMAS Present For You【Saxなし】
No.0073 Boney James/Boney's Funky Chirstmas【Sax:Boney James】
No.0074 yellowjackets/peace round【Sax:Bob Mintzer】

でも、今日東京FMで放送された眞鍋かをりさんの「KOSÉ Your Songs Best10」で、”今年のクリスマスに聞きたい曲BEST10”というランキングで一位となったのが、マライヤ・キャリーの「恋人たちのクリスマス」でした。

この季節になると、どこかしらで耳にしますし、クリスマスアルバムでこのアルバムを紹介しないわけにはいかないですね。

「KOSÉ Your Songs Best10」の中で、眞鍋かをりさんのいとこが、先日マライヤのコンサートへ行き、アンコールにその「恋人たちのクリスマス」を歌ってくれて、すごく盛り上がったとも話していました。
(数年前に激太りして、声も出なくなったような話を聞いていましたが、もとに戻ってるのかな?)

このアルバムが発売されたのは1994年。
全然関係ないですが、アイルトン・セナがサンマリノGPで事故死した年でもあります。
もう20年以上も前のアルバムですが、今聴いても古さは全然感じないですね。

サックスはM04のみ入っていて、M04でサックスを吹いているのは、なんと、元Tower Of Powerのレニー・ピケット!
しかもソロはテナーではなくバリトン!!
ただ、残念なことに、あまり格好いいソロではないです。
なぜテナーでソロを吹かなかったんだろ。。。
まぁ、珍しいので聴く価値はありますが。


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2018年12月16日日曜日

No.0125 Brian Bromberg/Downright Upright【Sax:Gary Meek、Boney James、Kirk Whalum】

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M01 TS:Gary Meek
M02 TS:Boney James
M03 TS:Kirk Whalum
M04 TS:Gary Meek
M05 TS:Gary Meek
M06 TS:Kirk Whalum
M07 TS:Boney James
M08 TS:Kirk Whalum
M09 TS:Gary Meek
M10 TS:Gary Meek

全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)




スタン・ゲッツのグループに参加していたことでも有名なベーシスト、ブライアン・ブロンバーグのアルバムです。

レコード会社に有名な曲を入れろと指示されたのではないかと思うくらいにメジャーな曲だらけです。
たとえば、M01:Chameleon、M03:Mercy Mercy Mercy、M06:Cantaloupe Island など。

さすがに参加ミュージシャンがすごく、ジェフ・ローバー、ジョージ・デューク、リー・リトナーなどが参加しています。

全10曲すべてテナーサックスがメロディを吹いていて、1人ではなく3人のサックス奏者が参加しているというのがちょっと面白いです。ブライアン・ブロンバーグはテナーサックスの音色が好きなんですかね。普通なら、アルトの曲とかも入れそうな気がしますが。
そのおかげで、テナーサックスをやっている人にはとても参考になります。

参加しているサックス奏者は、カーク・ウェイラム、ボニー・ジェームス、ゲイリー・ミークの3名。
さすがにカーク・ウェイラムとボニー・ジェームスは上手く、特にM07のボニー・ジェームスのテナーは格好良く、M08のカーク・ウェイラムのテナーは心に沁みます。オススメです。





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2018年12月9日日曜日

No.0124 BONNIE PINK/CHAIN【Sax:山本拓夫、近藤和彦、田中邦和】

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M01 TS:山本拓夫、近藤和彦
M04 TS:田中邦和
全6曲
オススメ度 ★★★(3/5)




昨日12月8日に、ボニー・ピンクの3年ぶりのワンマンライブがビルボード東京で行われ、2ndステージに行ってきました。


3年ぶりだし、前回の渋谷公会堂のように大きな会場ではなくビルボード東京なので、チケット発売日当日は40分ほど電話をかけ続け、諦めかけた頃にようやく繋がり予約できました。
ボニー・ピンクは1年前に出産し、母となって初のワンマンライブということでした。

12月ということでクリスマスにちなんだ曲を多めに演奏してくれましたが、そうなると当然ボニー・ピンクのクリスマスアルバムであるこの「CHAIN」からの曲が中心という感じでした。

アルバムタイトルの「CHAIN」や、アンコールで歌ってくれた同じくクリスマスにちなんだ曲の「オレンジ」なども、初めて生で聴け、本当に行ってよかったなぁと思えるライブでした。

来年もぜひ同じように12月にビルボード東京でライブをして欲しいなと思っています。

昨日のライブには残念ながらホーンセクションはいませんでしたが、このアルバムはM01とM04にテナーが入っています。
M01はTbの村田陽一さん達とのホーンセクションという感じですが、M04は田中邦和さんのテナーソロもあります。

全体的に大人のクリスマスアルバムという感じで、オススメです。




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2018年12月2日日曜日

No.0123 Courtney Pine/Modern day Jazz Stories【Sax:Courtney Pine】

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M02-M03 SS:Courtney Pine
M04 TS:Courtney Pine
M05 SS:Courtney Pine
M06 TS:Courtney Pine
M07 SS:Courtney Pine
M08 TS:Courtney Pine
M09 SS:Courtney Pine
M10 TS:Courtney Pine
全11曲
オススメ度 ★★★★(4/5)




1995年にコートニー・パインが発売したアルバムです。
コートニーのアルバムの中でも結構好きな1枚です。

マイケル・ブレッカー亡き今、技術的に世界一なのはコートニー・パインだと個人的には思っています。それくらい本当に上手い。
もちろんテクニックだけではなく音も素晴らしく、M04やM06の倍音が多めの煌びやかなテナーの音色、M05の柔らかなソプラノの音色など、サックスをやっている人はもちろん、サックスのアルバムをあまり聴いたことがない人にもぜひ聴いてみて欲しいです。

Amazonとかの評価コメントを読むと、ジャズとヒップホップの融合というようなコメントが書いてあったりします、コートニーはUKクラブ界のアーティストで、もともとジャマイカ系イギリス人ということで、もちろんヒップホップの要素も入っていますが、それ以外にもいろんなジャンルの要素が入っていて、それをジャズでまとめているように思います。

ソプラノサックスのリガチャーは、ジャケットの中の写真を見るとウインスローのを使っていますね。No.0020で紹介した「CLOSER TO HOME」(1990年発売)のアルバムジャケットでもウインスローのリガチャーを使っているのを確認できますし、90年の前半はテナーもソプラノもウインスローを使っていたんでしょうね。

 


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