M01-M09 TS:Michael Brecker
全9曲
オススメ度 ★★★(3/5)
先日、楽器屋さんの楽譜コーナーで「3年後、確実にジャズ・サックスが吹ける練習法」という教則本を見つけました。
ジャズサックス奏者の大山日出男さんがリットーミュージックから2020年2月18日に発売していたようですね。
Lesson1として、”ジャズの名盤を紐解いてみよう”となっており、アルトとテナーそれぞれ10枚の名盤アルバムの紹介があり、「1950年代には既にデビューしていた名手に限定しました。」となっていましたが、テナーはマイケル・ブレッカーだけは例外としてあえて追加されており、この「Tales from the Hudson」が紹介されていました。
このアルバムは、マイケル・ブレッカーの4枚目のリーダーアルバムで、「純アコーステックなアルバムにしよう」というコンセプトで作られたそうです。
そんなわけで、マイケル・ブレッカーはリリコンとかは使用せず、テナーサックス1本で参加しています。
また、気心を知った親しい仲間と作るというコンセプトもあり、下記のようなミュージシャンが参加しています。
パット・メセニー(p)
ジョーイ・カルデラッツォ(p)
デイブ・ホランド(b)
ジャック・ディジョネット(dr)
また、M03、M05のみマッコイ・タイナー(p)とドン・アライアス(per)が参加してたりもします。
個人的にはマイケル・ブレッカーだと他のアルバムが好みで、このアルバムはそんなに好きではなかったりします。
なぜかというと、マイケル・ブレッカーのアルバムというよりは、パット・メセニーのアルバムのように感じるから。
(メセニー好きにはいいアルバムなんでしょうが。。。)
実際、ほぼすべての曲に、テーマもマイケル・ブレッカーのテナーにユニゾンとかでパット・メセニーのギターが絡んでいたりします。
比較的じっくりテナーを聴くことができるのはM07くらいかな。
ミディアムテンポのM07のマイケル・ブレッカーのテナーの音色がとても色っぽく、かなりいいです。
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