M01-M10 SS/AS:藤陵雅裕、近藤和彦、TS:野々田万照、小池修、BS/TS:宮本大路
全10曲
オススメ度 ★★★(3/5)
日本がTROPICALな気候になってきていて、最近の夏は本当に暑いですが、そんな暑さを吹き飛ばしてくれそうな“熱い”演奏を聴かせてくれるのがTROPICAL JAZZ BIGBAND=熱帯JAZZ楽団です。
このアルバムは熱帯JAZZ楽団の2枚目のアルバムですが、1枚目のライブ盤である「Live in Yokohama」の発売が1998年08月05日なのに対し、一か月ちょっと早い1998年06月24日に発売されていたんですね。
自分が最初に購入したのは「Live inYokohama」だったし、Wikiを見るまで知りませんでした。
このアルバムは冒頭(M01)から「MISSION IMPOSSIBLE」で派手に始まります。
格好いいアレンジはPfのSALTこと塩谷哲さん。
ただ、残念ながら「Live inYokohama」とは違い、全曲Pfは塩谷さんというわけではなく、森村献さんが参加している曲もあるようです。
M02には、ライブのアンコール等で毎回演奏される、アルトサックスの藤陵雅裕さんをフィーチャーしたお馴染みの「September」も入っています。
M03は「オバタラ」と聞けば、ファンならすぐにTbの中路英明さんを思い出すはずですね。
(中路さんは、1997年からオバタラというラテンジャズバンドをやっていています。ちなみに、メンバーチェンジに伴い2007年よりオバタラ・セグンド(=第二期オバタラ)に改名しています)
ここまで読んでいただいてわかる通り、熱帯JAZZ楽団のエッセンスが凝縮されたようなアルバムなので、熱帯JAZZ楽団初心者の方がライブに行く前に必ずチェックしておくべきアルバムだと思います。
ちなみに、M05にはこれもライブでは恒例の高橋ゲタ夫さんの歌声とのユニゾンのベースソロも入っています。
(ちゃんとゲタ夫さんの歌声も聴こえます)
また、M06にはEARTH WIND & FIRE(アース・ウインド・アンド・ファイヤー)の「GATAWAY」も収録されており、本当に盛沢山な内容になっています。
個人的には、M10のTpの佐々木史郎さんの曲もオススメです。
残念なのはどの曲のテナーが野々田万照さんと小池修さんのどちらかがわからないこと。
あと、大路さんのバリトンは最高に格好いいです。もう生で聴けないのがとても残念です。。。
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