2017年5月31日水曜日

No.0042 Antonio Carlos Jobin/WAVE【Saxなし】

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M01-M10 :サックスなし
全10曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

暑くなってきましたが、
暑くなってくると聴きたくなるのがボサノバ。
しかも、個人的には歌が入っていない方が好きってこともあり、
このジョビンの「WAVE」が大好きだったりします。
(小野リサとかもいいんですけどね。)

ボサノバってコード進行が難しいのが多いけど、
そんなに難しそうに聴こえないのはなぜなんだろう。。

そうそ、ある専門家が、ボサノバのブラジルでの位置づけは、
日本でのフォークミュージックみたいな感じで、
今のブラジルの若者は聴かないとか言ってました。
日本では小洒落た音楽って感じなのにね。


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2017年5月28日日曜日

No.0041 Stanley Turrentine/LET IT GO【Sax:Stanley Turrentine】

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M01-M07 TS:Stanley Turrentine
全7曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

ファンキーなサックス奏者を挙げろと言われ、
テナーだと確実に上位に来るのがスタンレー・タレンタイン
だと思います。

このアルバムはピアノの代わりに、シャーリー・スコットの
オルガンが入っていて、より雰囲気がブルージーになっている感じ。

トム・スコットのクリニックに行った時に、
スタンリー・タレンタインそっくりに吹いていたこともあり、
トム・スコットも影響を受けているようです。

スタンリー・タレンタインは高音になると少し音が細くなる
傾向があったり、独特なしゃくり上げをしたりしますが、
そういうのも全部含めて格好いいです。

スタンリー・タレンタイン入門にも適したアルバムだと思います。

スタンリー・タレンタインは後年はセルマーSA80のブラックラッカーの
テナーを吹いてましたが、このアルバムの時はまだ普通のラッカーの
テナー(たぶん、マーク6かな?)に、オットーリンク(Otto Link)
のメタルのマウスピースというセッティングですね。


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2017年5月24日水曜日

No.0040 長谷川陽子/ノルウェーの森【Saxなし】

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M01-M10:サックスなし
全10曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

先日TVで、チェロ奏者4人がチェロの魅力を伝える番組を
やっていて、その中で一番目立つ席に座ってたのが
長谷川陽子さんでした。
それがきっかけで、最近またこれをよく聴いてたりします。

このアルバムは、クラシックのチェロ奏者の長谷川陽子さんが
一般の人でも耳馴染みのある曲を演奏したアルバム。
選曲は下記のような感じで、それをチェロ、ピアノ、
パーカッションの3人で演奏しています。
チェロのCDなんか聴いたことない人でも
とても楽しめると思います。

M01 ノルウェーの森
M02 美女と野獣
M03 この素晴らしき世界
M04 ワルツ・フォー・デビー
M05 星に願いを
M06 チム・チム・チェリー
M07 ミッシェル
M08 ララルー
M09 スカボロ・フェア
M10 エーデルワイス

自分がテナーサックスをやってるのは中低音が好きだから
というのも理由の一つで、そのせいもあってか、
チェロの音はほんとに好きだし、落ち着きます。

特にM03の「ワルツ・フォー・デビー」の最初の音は、
低く豊かな響きの中に優しさも含まれ、聴き惚れてしまいます。

ちなみに、長谷川陽子さんのことを知ったのは大学時代。
当時一緒のバイト先に、松実健太さんというヴィオラ奏者の
お父さんがいて、
「チェロを聴くなら誰がオススメですか?」
と聞いたところ、長谷川陽子さんの名前も挙げていただき、
このアルバムを買いました。

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2017年5月21日日曜日

No.0039 Eddie Higgins Quartet/My Foolish Heart【Sax:Scott Hamilton】

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M01-M12 TS:Scott Hamilton
全12曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

エディ・ヒギンスのアルバムですが、
スコット・ハミルトンを大々的にフィーチャーしており、
スコット・ハミルトンのアルバムという感じもするアルバムです。

タイトルにもなっているM01の「My Foolish Heart」は
最初からスコット・ハミルトンの綺麗なサブトーンを堪能できます。

スコット・ハミルトンは奥さんが日本人ということもあり親日家で、
このメンバーで赤坂Bbでライブを行っていました。
当然聴きに行きましたが、スコット・ハミルトンの
太いくテナーらしい音に惚れ惚れしました。

スコット・ハミルトンは確かリンクの11番とか12番とか、
すごくオープニングの広いマウスピースを使っていたはずです。
(イー楽器ドットコムの情報によると、本体:Selmer Super Balanced Action、
 マウスピース:Otto Link Super Tone Master 12番になってます)
今って、そんなに広いオープニングのリンクって手に入るのかなぁ。

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2017年5月17日水曜日

No.0038 Houston Person/GOODNESS!【Sax:Houston Person】

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M01-M06 TS:Houston Person
全6曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

大好きなヒューストン・パーソンのアルバムの中でも
一番好きなのがこのアルバム。

SONNY PHILLIPSのオルガンの音色が心地よく、
その上でヒューストン・パーソンのテナーが歌ってるのが
ほんとに心地がいいです。

メロウ&ファンキーですが、
特にM04の「HARD TIMES」は泣けます。

日本ですごく有名というプレイヤーではないですが、
ぜひ聴いてみて欲しいです。


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2017年5月14日日曜日

No.0037 Gary Burton & Makoto Ozone/face to face【Saxなし】

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サックスなし
全11曲
オススメ度 ★★★(3/5)

5月29日から6月10日にかけて、
小曽根真&ゲイリー・バートン Tour 2017, Final
が開催されます。

ヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートンは1971年から
2002年までバークリー音楽大学で教えており、
小曽根真さんはその時の愛弟子です。

小曽根真さんとゲイリー・バートンは一緒にCDを出したり、
ツアーとやったりして来ましたが、
第一線から退く意思を示したということで、
まさに「Final」ツアーとなるようです。

小曽根真さんとゲイリー・バートンのCDの中でも
一番完成度が高いと思うし、好きなのがこのアルバム。

息の合い方が半端ではなく、認め合い、深く信頼し合っている
二人だから作り出せる音楽なんだと思うし、
最初に聴いた時にとても感動しました。


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2017年5月10日水曜日

No.0036 Dave Koz/The Dance【Sax:Dave Koz】

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M01 SS/AS/TS:Dave Koz
M02-M03 AS:Dave Koz
M04 TS:Dave Koz
M05 SS:Dave Koz
M06 AS:Dave Koz
M07 SS/TS:Dave Koz
M08 AS:Dave Koz
全8曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

デイブ・コズはアメリカ西海岸のサックスプレイヤー。
その土地柄か、とても人のいいアメリカ人で、
とにかくサービス精神旺盛で、
バンドメンバー全員で盛り上げてくれるし、
ライブがすごく楽しかったりします。

デイブ・コズがまだ長髪だった若い頃はトム・スコットの
バンドにいたこともあり、昔のTVショウか何かの
YouTube映像などを観ると、トム・スコットと一緒に
フロントでサックスを吹いていたりもします。

デイブ・コズのサックスはとても音色が奇麗なのが特徴だと思います。
アルトはヤマハのシルバープレート(たしか62)に
ビーチラーのメタルであることがジャケットよりわかります。

テナーは以前に調べた時には、ベルグ・ラーセンのラバーを
使っているという情報がありました。
オープニングは95なので、リンクの6★番くらいと、
そんなに広くはないマウスピースで、プラスティカバーの
リードを使用しているとのことでしたが、
プラスチカバーは最近入手性が悪くなってるので、
今は変えてるかもしれません。

海外のテナー奏者は実際に会ってみるとすごく大きい人が
多かったりしますが、デイブ・コズは決して身長は高くないし、
でもそれでもあれだけいいテナーの音を出せるのだから、
日本人にも参考になるとずっと思っています。


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2017年5月7日日曜日

No.0035 Sonny Rollins/TENOR MADNESS【Sax:Sonny Rollins、John Coltrane】

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M01 TS:Sonny Rollins、John Coltrane
M02-M05 TS:Sonny Rollins
全5曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

気付いたら、まだソニー・ロリンズのアルバムを
一枚も紹介してなかった、ってことで、今回はこれ。

M01の「TENOR MADNESS」は、ソニー・ロリンズと
ジョン・コルトレーンが共演している唯一の曲です。
ロリンズとコルトレーンは大親友だったとのことですが、
なぜこんなに共演が少ないのか、世界的なコルトレーン研究家の
藤岡靖洋さんに質問したことがありますが、
「そうだね、なんでだろ。今度ロリンズに聞いとくわ」
と軽く言われました。
さすが。。。(笑)

ちなみに、「TENOR MADNESS」はCのブルースです。(in Bbで)
安保徹さんに言わせると、「ジャズの全てが含まれてる」と
いうことで、ジャズの教材にはベストとのことです。


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2017年5月3日水曜日

No.0034 Dave McMurray/NU LIFE STORIES【Sax:Dave McMurray】

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M01 TS:Dave McMurray
M02 SS/TS:Dave McMurray
M03-M07 TS:Dave McMurray
M08 AS:Dave McMurray
M09-M10 TS:Dave McMurray
M11 SS:Dave McMurray
M12 TS:Dave McMurray
M13 AS:Dave McMurray
M14-M15 TS:Dave McMurray
全15曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

デイブ・マクマレイはボブ・ジェームス(Pf)のバンドで
有名になった、デトロイトを中心に活躍している
サックスプレイヤーです。

1996年の「Show」というアルバムなどに比べると、
あまり難しいことをせず、軽快なリズムに合わせて
シンプルなプレイをしてる印象です。
その分、聴き応えがあるかと聞かれると正直そこまで
ないかもしれませんが、シンプルに歌うという点は
アマチュアプレイヤーにはすごく参考になるかもしれません。

また、普段ジャズをあまり聴かない人にも普通に聴きやすい
と思うので、ちょっとお洒落な難しくないインストとして
オススメできます。

彼が使ってるサックスは、あまり詳しくないのではっきりしませんが、
おそらくコーンのサテンシルバーのテナーに見えます。
マウスピースは「Show」のアルバムジャケットでは
ビーチラーのダイアモンドインレイだったので、
おそらくそのままだと思われます。


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