M01 TS:Keith Anderson
M02 TS:Keith Anderson
M03 AS:David Sanborn
M04 TS:Tom Scott
M08 AS:Keith Anderson
M10 TS:Keith Anderson
M11 AS:David Sanborn
全11曲
オススメ度 ★★(2/5)
東京JAZZといえばハービー・ハンコックだから、てっきりトリはハービーかと思ってたけど。
その「BLAST」ですが、サビのメロディが少し中東っぽいと思ったら、マーカス・ミラー自身の説明によれば、トルコの音階とオールドスクール・ヒップホップのビートを組み合わせた曲だそうですね。
アルバム全体的にマーカス節を堪能できる作品になっていますが、お腹いっぱい感が少しあるのも否めないかなというのが個人的な感想です。
サックスはデビッド・サンボーン、トム・スコット、キース・アンダーソンの3名が参加しています。
サンボーンを知らない人はいないでしょうし、トム・スコットもL.A.エクスプレスなどで有名なプレイヤーなので知っている人が多いと思います。
残るキース・アンダーソンはパッと名前だけ聞いてわからない人もいるかもしれませんが、ロイ・ハーグローブ(Tp)と一緒にThe R.H. Factorをやっていた人です。検索すると、マーカスが結構気に入ってるみたいですね。
M03のアルバムタイトル曲「FREE」にはデビッド・サンボーンのソロがありますが、4:30くらいになってやっと登場します。じらしまくり。
M04ではトム・スコットが参加していて、ちょっとだけ意外でした。
このアルバムは2007年発売ですが、2002年にトム・スコットが発売した「New Found Freedom」と同じような音色をしているので、Jody Jazz DVのマウスピースを使っていた頃ではないかと思われます。
(そのあと、2011年の東日本大震災被災地復興支援CD「JAZZ FOR JAPAN ~東日本大震災被災者支援CD~」が発売になり、東京JAZZのために来日した頃からISHIMORI(石森管楽器)のTM-1に変えたはずです)
個人的には、ガーデラハンドメイドのStudioモデルのマウスピースを使っていた頃の音がやっぱり好きですが。
M11はTower Of Powerの「What is Hip?」をほぼサンボーンの1ホーンでやっていて、少しテナーサックスのパートをマーカスがバスクラとかでやってたりします。もともとTower Of Powerのコピーバンドやってたりもして、TOP大好きな自分としては、ロッコのベースと比べてこの「What is Hip?」のマーカスのベースがあまりつまらないのはナゼなんだ??とちょっと悩んでしまいましたが、よくわかりませんでした。
基本はロッコのベースをベースに演奏しているようには感じるんだけども、テンポや、ドラムがガルバルディじゃないことも影響してるのかも?
あと、M10でスティービー・ワンダーの「Higher Ground」をやってたりもします。
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