2017年2月11日土曜日

No.0009 SING LIKE TALKING/0[lav]【Sax:渕野繁雄,MICHAEL PAULO】

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M1 TS:渕野繁雄
M2 AS:MICHAEL PAULO
M9 AS:MICHAEL PAULO
M14 SS:MICHAEL PAULO
全14曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

高校に入ってすぐ、たまたま前の席になり、
仲良くなった女の子がSING LIKE TALKINGの大ファンで、
絶対聴いた方がいいと半ば無理やりCDを渡されたのが
「0[lav]」でした。

SING LIKE TALKINGは、佐藤竹善さん(主にVo)、
藤田千章さん(シンセ)、西村智彦さん(Gt)の
3名で構成されたバンド。
このアルバムでは、竹善さんと藤田さんで全曲
作詞作曲をしていますが、竹善さんの広い音域を
活かした洗練されたサウンドと、メンバー三人で
行っているコーラスのハーモニーの綺麗さ
などが魅力です。

個人的には、SING LIKE TALKINGといえば
「0[lav]」と「Humanity」というほど、
この2枚のアルバムの完成度は高く、
名曲がたくさん詰まっています。

このアルバムはL.A.と東京でレコーディングされていますが、
ほぼL.A.レコーディングという感じです。
特にMICHAEL PAULOのアルトサックスが素晴らしく、
M2のソロは特にオススメです。

MICHAEL PAULOはヤナギサワサックスのアーティストです。
http://www.yanagisawasax.co.jp/en/artists/view/125
ただ、このアルバムのブックレットの写真では、ヤナギサワの
サックスを使ってるかどうかははっきりしません。

ちなみに、渕野繁雄さんはこのアルバムのブックレットの
写真で、セルマーを使ってるのは確認できます。


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No.0008 BRANFORD MARSALIS/TRIO JEEPY【Sax:BRANFORD MARSALIS】

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DISC1
M1-10 TS:BRANFORD MARSALIS
全10曲
DISC2
M1  TS:BRANFORD MARSALIS
全1曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

前回の「No.0007 JOHN COLTRANE/LUSH LIFE」にて、
ピアノレストリオについて書いた際に挙げた
ブランフォード・マルサリスのピアノレストリオアルバム
がこの「TRIO JEEPY」です。

ドラムはブランフォードと仲が良く、
昔からずっと一緒にやってるジェフ・テイン・ワッツに、
ベースは超ベテランのミルト・ヒルトンという組み合わせ。

ブランフォードはソロの途中に難しいことをやりすぎる傾向が
あったりしますが、このアルバムではミルト・ヒルトンと
一緒にやっているせいか、ブルージーな曲が多いせいか、
とてもリラックスした演奏が聴けます。

全体的に雰囲気が大好きなアルバムです。

ブランフォードといえば、2000年前後にガーデラの
ブラックニッケルテナー(おそらくTS-500BN)に
ガーデラのブランフォードモデルのシルバープレートの
マウスピースを使ってたのが有名ですが、
若い時にはottolink(オットリンク)を使っていて、
このアルバムははっきりはわかりませんが、
オットリンクを使っていた時期ではないかと思います。
(調べてみて、もし間違ってたら訂正します)


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No.0007 JOHN COLTRANE/LUSH LIFE【Sax:JOHN COLTRANE】

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M1-5 TS:JOHN COLTRANE
全5曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

ジョン・コルトレーンといえば普通はまず「BLUE TRAIN」を
挙げる人がほとんどだと思いますが、個人的には
この「LUSH LIFE」が好きだったりします。

M1~M3は、テナーサックス、ベース、ドラムの
ピアノレストリオ。
ロリンズやブランフォードなど、
ピアノレストリオアルバムには名作が多く、
シンプルな構成の分、テナーサックスの良さを
より味わうことができるので、
ピアノレストリオ好きだったりします。
このアルバムも、M1~M3でコルトレーンの音、歌い方などを
よりじっくり楽しむことができます。
(M4~M5のレッド・ガーランド(RED GARLAND)のピアノも
 もちろんいいですが)

ジャケットの写真からわかるように、使ってるマウスピースは
オットリンク(Ottolink)ですね。リンクはあまり詳しくないので、
詳細まではわかりませんが。

夜、ワインでも飲みながら、いいオーディオで聴きたい
と思えるアルバムです。

特にM1の「LIKE SOMEONE IN LOVE」がオススメです。

ちなみに、ジョン・コルトレーンの生涯をざっくり知りたい場合は、
「絵でわかるジョン・コルトレーンの生涯(笹尾としかず著)」という本も
オススメだったりします。



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No.0006 谷村有美/Docile【Sax:小池修,本田雅人】

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M1 AS:小池修
M7 AS:本田雅人
全10曲
※ アルバムのブックレットには、M6に本田雅人さん、
  M8に小池修さんの名前が載っていますが、
  サックスは聴こえません。
オススメ度 ★★★★(4/5)

予備校時代に一番聴いてたのが谷村さんで、
当時は谷村さんのラジオなどもよく聴いていました。
そんな谷村さんのアルバムの中で一番お気に入りなのが
「Docile(ドシル)」です。

アルバム内の全曲の作詞作曲が谷村さんっていうことも
珍しくないのに、「Docile」は10曲中4曲のみが谷村さんの
作詞作曲で、残りの6曲は作詞を他の人に依頼してたり、
編曲も曲によって編曲者が違ってたりするせいか、
アルバム通しての曲のバランスがいいように思います。

特にオススメなのは、
1曲目の小池修さんのアルトサックスソロ。
ジャジーだけど難しくなりすぎず、
サックスでこんなに歌えたらいいなーと
心から思えるソロです。

7曲目の本田雅人さんのソロも、
跳躍多めで本田さんらしい格好いいソロを聴けます。

ちなみに、現在の谷村さんは、元日本マクドナルド社長、
元ベネッセコーポレーション社長、「プロ経営者」と
呼ばれた原田泳幸氏の妻だったりします。


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No.0005 Tower Of Power/Soul Vaccination:Tower of Power:Live【Sax:EMILIO CASTILLO、NORBERT STACHEL、STEPHEN "DOC" KUPKA】

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M1-M16  TS:EMILIO CASTILLO、NORBERT STACHEL、BS:STEPHEN "DOC" KUPKA
全16曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

ジャズ系の管楽器奏者に「ブラスが格好いいファンクバンドは?」
と聞いたらほとんどの人がTower Of Power(以下、T.O.P.)と答える
だろうと思うくらい世界的に有名なファンクバンドです。
昔、Mt.FujiジャズフェスにT.O.P.が出た際には、
他の出演ミュージシャンがみんな舞台袖から観てたという
話も聞いたことがあります。

デビューは1970年なので、T.O.P.のアルバムは数十枚出ていますが、
彼らのアルバムを最初に聴くならオススメなのがこのライブアルバム。

T.O.P.の特徴は、ガルバルディ(Dr)とロッコ(B)が作り出す
超強力なリズムの上に、Tp×2、Ts×2、Bs×1のこれまた超強力な
ホーン5本が合わさり、他のバンドには絶対に出せないサウンドを
作り出すところにあります。
しかも、このアルバムには伝説のTp、「火を吹く」Tpの
ジェシー・マグワイヤが参加していることもポイントです。

メンバーが強力なうえ、彼らの代表曲のほとんどをこの1枚で
聴くことができます。

ちなみに、毎年のように来日し、ブルーノート東京で公演を
行っていますが、つい先日、ガルバルディとサポートベーシストが、
T.O.P.のホームグラウンドのオークランドで電車にひかれる
という、ショッキングなニュースが入ってきました。
T.O.P.のFacebookページによると、幸い、ガルバルディは
数か所骨折はしているものの、復帰できそうとのことで
少し安心しました。
やっぱりドラムはガルバルディじゃないとT.O.P.じゃない
と思うし、彼の復帰を待ちたいと思います。

あと、私事ですが、Tower Of Power Official FunKlub In Japan
のメンバーでもあり、昨年T.O.P.メンバーとの交流会に参加した
こともあります。
その時にもらったホーン5人のサインと、ガルバルディ&ロッコの
サインを載せておきます。(ただの自慢ですみません(笑))



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No.0004 鈴木祥子/Hourglass【Sax:篠田昌已】

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M10 AS:篠田昌已
全10曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

鈴木祥子さんのことを知ってる人は少ないかもしれませんが、
個人的には日本で一番才能のあるミュージシャンの一人だと思っています。

鈴木祥子さんはいろんなミュージシャンに曲を提供もしていて、
一番有名なのはおそらく小泉今日子さんに曲提供した「優しい雨」。

そんな鈴木祥子さんのアルバムの中で一番好きなのが
この「Hourglass」です。

全体を通して「物悲しい」という言葉が一番合う感じであり、
好き嫌いは別れるかもしれませんが、
鈴木祥子さんらしい綺麗なメロディ、澄んだピアノの音、
ときどきハッとするような歌詞など、
このアルバムの持つ独特な雰囲気が好きです。

もう25年以上も前のアルバムですが、
出会えてよかったと心から思えるアルバムです。

ちなみに、最後の10曲目だけ篠田昌已さんがサックスを
吹いています。篠田昌已さんのことはほとんど知りませんが、
ビブラートが多めですが、とても倍音が豊かで、
あまり他にはいないタイプの音色だと思います。
このサックスもオススメです。
(Wikiを見るとこのアルバムが出た翌年に亡くなられているようです)

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No.0003 平野公崇/クラシカ【Sax:平野公崇】

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M1-M6  AS:平野公崇
M7-M12 SS:平野公崇
全12曲
オススメ度 ★★★★(4/5)

平野公崇氏は、東京藝術大学在学中に
「第7回日本管打楽器コンクール」で第1位になり、
その後、パリ国立高等音楽院に入学し、
在学中に「J=Mロンデックス国際コンクール」で
日本人サクソフォニスト初の国際コンクール優勝者
となった経歴の持ち主。

パリ国立高等音楽院では、「サクソフォン科」、「室内楽科」
に加え、「即興演奏科」も最優秀の成績で卒業しており、
その関係もあってジャズミュージシャンとの共演も多く、
前作(2枚目のアルバム)はクリヤ・マコト氏と一緒に
「ジュラシック(Jurassic)」という、
ジャズとクラシックを融合した新しい音楽という
コンセプトのアルバムをリリースしていたりもします。

それに対し、彼の3枚目のアルバムにあたる
この「クラシカ」は、タイトルからもわかるように、
クラシックだけ集中したアルバムとなっています。
曲目は以下の通り。

M1-M3 ヴィオラ・ソナタop.11-4(ヒンデミット/平野公崇編)
M4-M6 クラリネットまたはヴィオラのためのソナタ第2番op.120-2(ブラームス/平野公崇編)
M7-M12 ゴールドベルク変奏曲BWV988~第16変奏/第7変奏/第19変奏/第26変奏/第30変奏/アリア(バッハ/平野公崇編)

特に「ゴールドベルク変奏」の演奏が素晴らしく、
このアルバムを聴く前までは「ゴールドベルク変奏」
といえばグレン・グールドの演奏でしたが、
この平野公崇氏の演奏もそれに匹敵するくらい素晴らしい
と個人的には思います。
アルバムとしては★4つにしていますが、
「ゴールドベルク変奏」は★7つくらいな感じです。


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