2017年2月12日日曜日

No.0011 UMO JAZZ ORCHESTRA WITH MICHAEL BRECKER/LIVE IN HELSINKI 1995【Sax:MICHAEL BRECKER,MANUEL DUNKEL,他】

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M1-10 TS:MICHAEL BRECKER
UMO Saxs → AS:PENTTI LAHTI,MIKKO MAKINEN,
         TS:TEEMU SALMINEN,MANUEL DUNKEL,
         BS:PERTTI "Pepa" PAIVINEN
全10曲
オススメ度 ★★★★★(5/5)

マイケル・ブレッカーが亡くなってから
先月の13日でもう10年が経ちました。

そんな中、昨年(2016年)4月に発売されたのがこのライブ盤。
マイケル・ブレッカーの妻がランディ・ブレッカーに音源を
聴いて欲しいと頼み、ランディが驚いたらしいですが、
本当によくこんなすごい音源がずっと眠ってたものだと
思いました。

このライブ盤が録音されたのは1995年。
「Tales From the Hudson」を発売する前の年になりますが、
全盛期と言える時期だと思います。

UMO Jazz Orchestra のことは詳しく知らなかったですが、
1975年にフィンランドで設立されたビッグバンドで、
フィンランド国営放送、文化教育省、ヘルシンキ市が
共同運営してるそうです。
文化面を大事にしてるのがよくわかりますよね。

アルバム全体を通してマイケルの演奏はどれも素晴らしいの一言です。
マイケルのソロアルバムは正直あまりお気に入りのアルバムはなく、
クラウス・オガーマンやハル・ガルパーのアルバムに参加してる
マイケルの方が好きだったりしますが、
このアルバムはマイケルの入門用としても最適だと思います。

UMOの演奏も素晴らしく、
5曲目の「GINARE」でマイケルとテナーバトルをしている
マニュエル・ダンケルもスゴいです。
また、いくつかの曲で聴こえてくるトランペットソロも
かなり上手く、バンドのレベルの高さに驚かされます。

マイケルを生で観た(聴いた)のは、たしか4~5回くらい。
特に、東京JAZZをまだ調布の味の素スタジアムとかで
やってた時代に、コルトレーンのナイーマ(Naima)を
テナー1本だけで圧倒的な演奏を聴かせてた姿を
よく覚えています。
(ハービーとハーグローブと出しているマイルス&コルトレーン
 トリビュートアルバムの完全独奏のナイーマと同じ感じ)


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