M1 AS:宮本大路
M2 BS:宮本大路
M3-5 AS:宮本大路
M6-7 BS:宮本大路
M8 SS:宮本大路
M9 AS:宮本大路
M10-11 BS:宮本大路
全11曲
※ジャケットにはTSも吹いてると書いてありますが、
はっきりTSの音が確認できる曲はないと思います。
オススメ度 ★★★(3/5)
16年10月に59歳という若さで、ガンで亡くなった
宮本大路さんのファーストアルバムです。
タイトルの「THE MASTER」が指しているのは、
赤坂Bbの故杉谷マスター。
杉谷マスターは、赤坂に移転する前は、
原宿で「キーノート」というライブハウスをやっていて、
キーノートへはよく行ってたのと、
自分の名前が少し珍しいこともあり、
電話でライブの予約をする際には
「ああ、あの〇〇さんね」
と覚えてくれてたりしました。
当時一番好きだったのは「バリトンサミット」で、
大路さん、小池修さん、つづらのあつしさんの
3本のバリトンを一度に聴けるというライブ。
確かバンマスはピアノの守屋順子さんだったと思うけど、
後年守屋さんに「またバリトンサミットやらないんですか?」
と聞いたりしたこともあります。
大路さんはそれ以外にも熱帯ジャズ楽団での活躍などが有名ですね。
熱帯のライブにも何度も行ったことがありますが、
大路さんのいない熱帯なんて・・・と思ってしまいます。
大路さんといえば、白いバリトンですが、
下記URLのように、ヤマハのYBS-41IIのようです。
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/winds/sax/artists/dairo_miyamoto/
サックスカルテットで白いサックスで揃えたけど、
結局使わず、もったいないので使うことにしたという
記事をある雑誌で読んだことがあります。
このアルバムの参加メンバーは、
熱帯ジャズ楽団やPINK BONGOで一緒だったベースの高橋ゲタ夫さん、
同じくPINK BONGOで一緒だったギターの宮崎カポネ信義さん、
接点はわかりませんが、ドラムは元T-SQUAREの則竹裕之さん
という豪華な顔ぶれ。
杉谷マスターが亡くなる前からラウンジ風ジャズの
アルバムを作ろうと考えてたということで、
全体的に明るく楽しい大路さんというわけではないですが、
大路さんのサックスの上手さを存分に味わえるアルバムです。
もう大路さんのサックスを生で聴けないなんて
本当に残念です。。。
なお、CDジャケットに「supported by RICO reeds」と
書かれているので、リコのリードを使用しているようです。
このアルバムは「SEVEN STEPS」というレーベルから発売されていて、
Amazonでは売ってないようでしたが、赤坂Bbのホームページから
買うことが可能です。↓
http://bflat.biz/cd.php
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